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好感度を上げる!ビジネスマナー5つのツボ

仕事上の人間関係を円滑に進めるための心得が、ビジネスマナーです。人に好感を持ってもらえるかどうかは、仕事の取引に大きく関わってきます。そこで、好感度を上げるマナーのツボを押さえておきましょう。

執筆者:塚田 祐子

1.挨拶はされる前に自分から!

ビジネスマナー
お茶を出してくれた、取引先のスタッフの方への挨拶も忘れずに。
明るく元気に挨拶されると、とても気持ちがよいものです。自分がされて嬉しいことは、「してもらう」のを待つのではなく、自分から先にするようにしましょう! とっておきの笑顔で挨拶すれば、相手も笑顔で返してくれます。挨拶は、積極的に相手とコミュニケーションを取ろうとする姿勢を表すものになります。特に、営業が苦手な方は、挨拶を心掛けましょう。第一声を自分から発することで、会話がスムーズに始められるようになります。

ビジネス上の挨拶は、色々あります。その場面に応じた一言が、良い印象を与えます。
・電話やメールの文頭で: 「いつもお世話になっております。○○です。」
・電話やメールの会話の最後に: 「よろしくお願いいたします。」
・応接室へ入室する時: 「失礼いたします。」
・お茶を出していただいた人へ: (軽く会釈して)「ありがとうございます。」


2.見た目で人の印象は9割決まる!

初対面の人に対して、会った瞬間に好意を感じたり、苦手意識を持ったり、ということはよくあることです。それだけに、見た目の第一印象は、とても大切です。心理学の実験によると、相手から受取る情報(感情や態度など)は、顔の表情が55%、声の質・大きさ・テンポが38%、話す内容は7%だそうです。その人がどんな人かを判断するものは、顔の表情や話し方、服装(身だしなみ)や態度などの見た目が9割と言っても過言ではないようです。

そこで、点検したいのが、自分が普段どんな「表情」をしているか、どんな「態度」で人に接しているかです。服装や身だしなみもチェックが必要です。他人の目からどう見えているかを知るために、家族や友人に、聞いてみましょう。また、表情や態度には、気分や体調がストレートに出るため、メンタルや体調をコントロールすることも、相手への気配りのうちになります。

3.言葉遣いはその人の品格を表す!

敬語の使い方
敬語の使い方を間違えると、相手に失礼になります。
見た目をビシット決めても、話し始めたら……、ということがあります。言葉遣いは、その人の品格や社会人度、常識度を表します。注意が必要なのは、目上、年上の方と会話する際に、敬語を正しく使えるかどうかです。敬語が問題なく使えて、ビジネスパーソンとしては一人前です。ちょっと心配という方は、ビジネス敬語の常識力テストで、セルフチェックしてみてください。
「ビジネス敬語の常識力テスト」

また、この人は感じがいい、マナーをわきまえていると評価してもらうには、敬語の他に「クッション言葉」というものがあります。同じ事を伝えるにも、一言添えるだけで印象がソフトになります。
・「お忙しいところ、恐れ入りますが、……」
・「お手数をおかけいたしますが、……」
・「勝手なお願いで申し訳ありませんが……」
・「残念ながら……」


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