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貸借対照表で、自分の財政状態をチェック!

「自己資産」と「負債(ローンや借金など)」をたな卸しして、自分の「貸借対照表」を作ってみましょう。現在の財政状態が、一目で分かるようになります。作成方法とチェックポイントをご紹介します。

執筆者:塚田 祐子

自分の財政状態は?

青色申告している方は、年に1度、事業の「貸借対照表」を作成しますが、これは、あくまで事業のお金に関するものです。しかし、フリーランスや個人事業の場合は、限りなく「事業=個人」になるので、個人の「貸借対照表」を作成した方が、よりリアルに現在の自分の財政状態を把握することができます。作り方はいたって簡単です。以下の表の各項目に、それぞれの金額を書き入れていただくだけで作成できます。

貸借対照表


■記入方法
・資産の欄へは、現金及び現金化できるもの、車や家・マンションのような固定資産を記入します。現金化できるものには、貯蓄型の保険や共済などがあります。これは、解約したらいくらになるかを試算して記入してください。株や固定資産は、今売却したらいくらになるかを概算してみましょう。

・負債の欄へは、住宅や車のローンがあればその残高、クレジットの未払金、借金など、返済しなければいけない金額を記入してください。

資産と負債のたな卸しをして、合計金額を計算したら、(資産合計-負債合計)で「現在の自分の財産」がいくらあるか分かります。

「貸借対照表」のチェックポイントは? 次ページへ続きます>>
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