フリーで生き残っていくには、仕組みを作れ!
ガイド:フリーを続けていくにも、仕事を取る、仕事を創る“仕組み”が必要になりますね。
吉田:多分、これからのフリーランスは、仕組みを自分で作ったり、或いは組織化しないと。組織や情報の集大成を、自分で図っていかないと、生き残っていけないと思います。
時代が、今、1人では生き残っていけなくなってきています。同世代のライターを見ると、編集者が若くなっていくので、年が一回りも若い編集者が、自分のお父さんに近い年齢のライターを、夜遅く呼び出すなんてできないですから、力がある人でも仕事がどんどん無くなっていくという現状があります。
だから、自分で、営業したり企画したりするのも、勿論必要ですが、それすらやっていないフリーランスがいっぱいいますが、さらに今は、自分自身で専門分野をネットワーク化していかないと、生き残っていけないですよね。それに、デジタル化もしていかなければならない。それら全てが、システム化、仕組みづくりです。
1人の生産性を高めるには、“人材の借り物競争”が必要
ガイド:天才工場では、日々“人材の借り物競争”を行っていると、会社案内に書かれていますが。
吉田:うちは、他から殆ど借りて成り立っているということです。企画も借りてますし、出版プロデューサーも、今15人いますが、社員以外は、全員フリーの方との契約です。
 |
| 大人になったら、自分の力だけでなく、人の力をいかに借りるか。借りないとやっていけない時代。 |
本づくりの編集長をお願いしている、チーフプロデューサーも、制作プロジェクトのスタッフも、人材の借り物競争です。うち税理士さんも、会社の経理を全てお任せしてますから、これも人材の借り物です。優秀な方に来ていただければ、仕事のトラブルは、本当に無くなります。
社会人は、“人材の借り物競争”をどんどんしなくちゃ駄目だと思います。なぜかというと、学生はカンニングしちゃいけません。しかし、社会人は、カンニングしないと生きていけません。大人は、新規事業をやる時にも、新しいお店を出す時にも、専門家を連れてきますね。そうやって、情報やノウハウや持っている方を集めないと、事業は成功しません。そして、そういう人の良いところを見て盗まないと。私は、そういうことをひっくるめて、“人材の借り物競争”って呼んでいます。
天才工場は、こうして、多くの方の力を借りて、成り立っています。また、関わっているみなさんにも、このシステムを活用できるようにしました。
人が集まるキーは、お金じゃない
ガイド:人が集まってくるキーになるのは、どういうところにあるのでしょうか。
吉田:以前、
たまご屋さんの出版プロデューサーに、なぜうちへ来ているのか、理由を聞いたことがあります。1人1人全員違っていました。
例えば、優秀な人がいるからここへ来たいと思ったという人、日本一、
出版社とコネクションがあるので、自分の本を優先的に出版できるからという人、人脈が拡がるから、飲むのが楽しいからという人もいます。一番の理由は、自分が作りたい本が作れる。この著者が好き、この内容が好き。そういう本づくりに関われる、ということのようでした。
ただ、たまご屋さんのためとか、天才工場のためとか言う人は、1人もいなかったですね。(笑)みなさん、自分の気持ち良さとか、自分の心地良さのために、集まってきているようです。
ガイド:それを伺って、謎が解けるような気がします。吉田さんが、天才工場を作る切っ掛けとなった、「天才塾」、そこへ集まってきたみなさんが、面白く、とにかく楽しかった。あの楽しさを、出版のフィールドでやろうと思われた。その思いが、この指とまれ!ではないですが、支柱になって、みなさんが集まってきているのではないでしょうか。
吉田:それを目指してはいます。少なくても、お金じゃないですね。天才工場は、これからも、フリーランサーの夢や自己実現を応援し、1人1人の才能の開花をサポートしていける場になればと思います。
取材後記
フリーランスが生残っていくための進化の方向性は、3つ考えられます。
・専門化 (一流、オンリーワン、有名になる)
・低価格化 (コスト削減、効率化、価格で勝負)
・組織化 (コラボ、連携、共同受注、法人成り)
吉田さんは、この中で、3番目の組織化を「仕組みづくり」に置き換えて、ご自身の人脈を拡大、ネットワーク化し、さらに、仕事を生み出す装置までをつくりあげました。
業界に限らず、仕事の内容、クライアントの要求そのものが高度化する中、1人の知恵、1人の力より、「組織力」が優位に立つというのは、当然の流れです。
今後は、法人成りだけでない「組織化」の方法を、模索・検討する必要があるように感じています。取引先やブレーン、仕事仲間と、どう連携していけるか。そこを見直すことで、新たな可能性が見えてくるのではないでしょうか。
「初めての青色申告ガイド」が本になりました!
フリーランス仕様の青色申告ソフト付(Win)です!節税の第1歩は青色申告から! しかし、複式簿記での帳簿作成は、経理ビギナーにとってかなりの難関です。 でも、仕入・在庫がないフリーランスの経理は、実はとってもシンプルです。
そこで、経理が苦手な方でも、3日で複式簿記を攻略して、青色申告特別控除65万円を獲得できる「フリーランスのための青色申告ソフト」を開発! 「
図解 フリーランスのための超簡単!初めての青色申告」の読者特典として、リリースしました(※
ダウンロードサイト)。2006年に出版後、多くの皆さんにご支持いただき、お陰さまで【改定版】が発売となりました。この1冊で、青色申告が確実にクリアできます。是非ご活用ください!
⇒詳しくはコチラ■関連記事・リンク集・
売れる本の書き方講座・
念願のメルマガ書籍化に成功!・
メルマガ発行から始める「情報起業」のすすめ・
「中国茶の本」作りました・
ライティングを請け負う執筆代行・
冊子やレポートを自費制作し販売しよう