
60分間・企業ダントツ化プロジェクト
著 者:神田 昌典 (著)
体 裁:単行本: 354 p
サイズ(cm): 20
出版社: ダイヤモンド社
ISBN: 447837421X
発行日:2002/12/07
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圧倒的な競争力を実現する戦略とは何でしょうか? 全国3800社を超えるクライアントの経験をもとに、成功する企業家の発想法・思考プロセスを伝授します。
『あなたの会社が90日で儲かる!』『非常識な成功法則』などのベストセラーで知られる実践マーケター神田昌典氏によるこれまでの著書の総括、それが本書です。
今や企業にとって最大の課題は「競合から顧客を奪い取ること」でなく「いかにして新しい顧客を生み出すか」その前提から「顧客の心を捉える企業戦略の構築方法」を実践的に解説します。
具体的には「スター戦略構築法」と呼ばれる独自の手法を紹介、「商品」「顧客」「競合」「収益シミュレーション」「タイミング」「メッセージ」の6つの要素を順番に分析、検討していきます。
一般的な経営書やビジネス誌で取り上げられる手法は大企業が対象です。そのため中小企業経営者には「ウチには使えない」と思わせます。一方本書は全国3800社を超えるクライアント指導の経験をベースにしています。「これならできる」と思わせます。
日本の企業の9割以上を占めるのが、従業員数30名以下の企業ですから、そうした企業を対象にしている点は高く評価できます。
いわゆる戦略発想本はよく売れていますが、実際には一般的なビジネスマンが日常の業務の中で使う機会は、あまり多くないのが実情でしょう。
ただ戦略思考そのものは思考の方法ですから、その使用法を企業のプラン作りに限定することはありません。例えば自分の人生設計に生かすことができます。
特に、これからは個人も企業と同じような綿密な計画を立てる必要があります。終身雇用を前提に会社の処遇=自分の人生であった時代は終わりを告げたからです。
企業が自社を取り巻く環境に適応するために、経営資源(ヒト、モノ、カネ)を最適に配分するために戦略を策定するように、個人もさらに厳しくなる環境に適応するために、いかに自分の持てる資源を配分していくか、これを考えるために戦略的思考を活かしてはどうででしょうか?
例えば、個人の資源の一つに「時間」があります。会社勤めであれば、その「時間」のうち月~金の9時から5時を会社勤めに投じて給与を得ます。
しかし、この資源にも余剰はあるわけで「これをどのように使うか」を考える際、「将来最大のリターンを得るにはどこに投じたらよいか」といった具合に戦略的に考えることが可能です。
これを「将来のために配分してみよう」と考える人と、何も考えずに今、現在の快楽のために消費してしまう人では、その後の人生から得るリターンに大きな差が生じます。
このように個人の人生を仕切りなおすための道具、そんな視点で様々な戦略思考のツールを再考すると、いろいろと活用の場面がありそうです。
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