文章:塚田 祐子(All About「フリーランス」旧ガイド)
フリーランスの独立マニュアル |
【 独立準備1:自分を知る 】 |
▼連載のバックナンバー:
【連載】フリーランスの独立マニュアル 目次へ【 独立準備:自分を知る 】
【1】キャリアの棚卸で発見できるもの
【2】自分に合ったワークスタイルとは独立を成功させるポイントに
ワークスタイルの選択があり!
 |
| パソコンとインターネットの普及で、ワークスタイルの自由度が拡がりました。 |
パソコンとインターネットが普及したお蔭で、ワークスタイルの自由度が著しく広がりました。以前は、独立したら、オシャレなエリアに事務所を構えることがステイタスだったりしました。売上を上げて、法人化することを、出世とか成功とか呼んだりもしました。
しかし、今はモバイル環境があれば、極端な話、どこでも仕事はできます。
SOHOという言葉の定着で、ホームオフィス(自宅事務所)もマイナーなイメージではなくなりました。さらに、事務所や会社を持たなくても、インターネット環境を活用して、ワーク・ユニットで仕事をしたり、バーチャル・カンパニーを運営したりもできるようになりました。
■ITがもたらした新しいワークスタイル |
| ホームオフィスでは、家族と過ごす時間を持ちながら、仕事をすることが可能になります。 |
・
ホーム・オフィス:情報通信インフラを利用して、自宅をオフィス及び仕事場とするワークスタイル。1人で作業をする職種には向いている。
・
ワーク・ユニット:チームを組んだりプロジェクトによるコラボレーション。参加メンバーが協力して業務を遂行していく仕事形態。通信ネットワークにより、仕事場を同じにしなくても、作業の進行が可能。ワーク・ユニットとして、しっかり機能すれば、1人では受注不可能な大きな仕事へ取組んだり、メンバー相互の協力関係を得られたりメリットは大きい。
・
バーチャル・カンパニー:小企業がネットワークによって連携した仮想の企業体。商品やサービスを素早くマーケットやクライアントへ提供するために、それらに関連する各企業が自社の持つ強みを持ち寄り、共有し合う。個として独立しながら、信頼できる仕事仲間と連携して、時に1つの組織として機能することができる。
こうした環境をいかして、是非、自分の職種やライフスタイルに合ったワークスタイルを選びたいものです。
そして、どんな仕事環境で、どのようなポジションで仕事をすることが自分にとって一番最適なのか、それを知るためには、自分がどんなタイプかを、見極めておくことが必要です。
自分はどんな指向タイプか?
人それぞれ
価値観というものがあります。仕事においても、何を大事にするか、その価値観に従って、選択するもの、またその優先順位が違ってきます。
人は、どうしても“こうあるべき、こうした方が良い”という他人の尺度や考えにとらわれがちです。ですから、「自分の性格や価値観」を脇に置いて、“あるべき姿”を追い求めてしまったりします。ところが、本来の自分自身の考え方をないがしろにして立てたプランの多くは、途中で行き詰まったり、頓挫する結果となります。
そこで、独立して仕事をする上で、自分は何を大事にして、何を追い求めていきたいのか、そうした指向性を自分自身で見極めておくことが、非常に大切になってきます。これが、
キャリア・アンカーとなります。
※
キャリア・アンカー:選択をせまられた時に、どうしても譲れない、あるいは犠牲にできない欲求や価値観のより所。本当にやりたいことは何か、何をやっているときに充実感を感じるか、どういうことに価値を感じるかなどを、自分に問いかけると見えてきます。
■どのタイプにあてはまりますか?・職種も仕事も自己完結する
【作家タイプ】・とにかく仕事のクオリティで勝負したい
【職人タイプ】・好きな仕事が出来れば幸せという
【自由人タイプ】・自分の感性をよりどころとする
【アーティストタイプ】・自分でやるより人を動かす方が得意な
【ディレクタータイプ】・仕事の醍醐味は売上という
【プロデューサー&事業家タイプ】独立を成功させるためのポイントの1つは、「自分」をよく知ることです。今後のキャリアプランを考える上での指針となりますから、自分と向かい合って、じっくりと考えてみて下さい。
ガイドおすすめ書籍
>> 次号 「3年後の自分の姿、見えますか?」へ>> 【連載】フリーランスの独立マニュアルの目次へ■関連記事・リンク集・
フリーランス・個人事業の始め方マニュアル・
独立開業へステップ by ステップ・
フリーランスの独立・開業手続・
初めての青色申告ガイド・
クリエイターのための自営学