マンション管理

更新日:2002年04月17日

お隣に迷惑をかけた時の強い味方 マンション保険の加入方法

不注意でお風呂の水が溢れ出し、階下へご迷惑をかけてしまった、寝タバコが原因で火災を起こしてしまった・・・こういう時、保険で対応できるの?保険との上手な付合い方をご紹介します!

保険大好き、しかし、その内容は???

日本人は保険が大好きです。物事に慎重な国民性ならではですが、つき合いで勧められたりと必要以上に加入していることが多々あります。ところが、いざという時に「保険を利用できるのか」「いくらまで保険が下りるのか」ほとんどの人はご存知ないのではないでしょうか?
何のための保険、誰のための保険なのでしょう。そんなあなたに“こっそり”マンション保険の基礎知識をご紹介します。


団体信用生命保険

通称「団信(だんしん)」と言われる生命保険です。住宅ローンの名義人に万が一のことが起こった場合、ローン残高と同額の保険金が下りて、ローンの肩代わりをしてくれる保険です。住宅ローンの申込みをする時には必ず加入しなければらないので、マンションに既にお住まいの方は加入されているはずです。
付保方法は団信の場合、各区分所有者が個別加入となります(管理組合としては加入できません)。


火災保険

生命保険は「ひと」を被保険者(対象)とする保険ですが、火災保険は「もの」つまり、マンションの建物を対象とします。さらに火災保険は「家財」についても補償範囲に含まれます。

当該保険にはいくつかの種類があり、その保険により補償範囲が違ってきます。当然、範囲が広がればその分、保険料負担は大きくなりますので「どこまで保険で対応するのか」必要性とコストのバランスを考えることが重要です(次ページに一覧表を掲載しています)。


専有部分と共用部分

マンションには専有部分と共用部分があり、専有部分は各区分所有者が自己責任において個別に加入し、一方、共用部分は管理者(通常は管理組合)が一括して付保するのが一般的となっています。

個人で契約した保険であれば、その内容は理解しやすいと思いますが、組合で一括の場合「どういう保険に入っているのか」「補償内容はどこまであるのか」など知らない居住者がほとんどでしょう。
「漏水トラブルで下階へ迷惑をかけてしまい、自己負担で下階の復旧工事費用を工面したが、実は保険で対応することができた」という話はよく耳にします。“無知”ほど恐いものはありません。
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平賀 功一

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