文章:塚田 祐子(All About「フリーランス」旧ガイド)
フリーランスの独立マニュアル |
【序章2:フリーに必須のビジネススキルとは?】 |
▼連載のバックナンバー:
【連載】フリーランスの独立マニュアル 目次へ【序章2:フリーに必須のビジネススキルとは?】
【1】
「自己管理能力」を身につける【2】
「コスト意識」を持とう!【3】
トラブルを防ぐ「リスク管理」【4】
コミュニケーション力をUPさせる【5】
仕事を創り出す、営業企画力!
【6】マーケティング発想で考えよう! |
| 自分を「商品」と考え、マーケティング戦略を考えてみましょう! |
企業は、
お客様が何を求めているかを探り、それに応えるべく商品開発をし、より品質の良いものを提供し続ける。その努力を日々行っています。さらに、競争環境の中で、いかに自社の商品価値を上げ、それを伝えて購入してもらうか。そのために、様々な
マーケティング戦略を駆使して、企業活動を展開しています。
独立すると、個人であっても1企業、1事業体です。そして、個人企業となるフリーランスの場合は、
自分自身がイコール「商品」となります。そこで、マーケティング理論を“自分を売る”ことに応用すると、とても効果的です。
マーケティング発想で考える思考は、どんな業種の仕事をする上においても不可欠であり、企業活動の本質を理解するためにも、その基礎を勉強しておくと非常に役立ちます。
自分を「商品化」して考えてみる
企業が行う
マーケティング戦略(売れる仕組みづくり)の構成要素には、次のようなものがあります。
【リサーチ】:お客様は何を求めているか。
【商品戦略】:どんな商品を作ったら売れるか。
【価格戦略】:いくらで売ったらよいか。
【流通戦略】:どこで売ったらよいか。
【広告・販促戦略】:どうやって売ったらよいか。
市場において優位なポジションを獲得するためには、これらの戦略を綿密に組立てていきます。独立前に、是非、自分はどんな商品・サービスが提供できるのか、どんな商品価値を生み出せるのかを、じっくりと考えておきたいものです。
■自分が提供できる商品を具体化してみよう!・自分が提供できる「商品・サービス」は何か?
・それにいくらの「値段」をつけたらよいか? 利益は?
・競合他者との「差別化」をどう図るか、自分のセールスポイントは何か?
・仕事を発注してくれる「お客様」は誰か?
・どうやって「お客様」へ、自分の「商品価値」を伝えていくか?
・自分はお客様のニーズに常に応えられるか?
といった具合に自問自答してみましょう。

そして、自分を商品化するために、必要となる作業が
キャリアの棚卸です。これまでの自分の職歴や習得した技能、知識、得意な事を総点検して、
自分の強みを明らかにします。次に、その強みをどう表現するか
“自分の売り”を文章化してみましょう。
それができたら、今後は、発注側の立場から、自分をできるだけ客観的に評価して見てみます。第三者に意見を求めることも、非常に有効です。(これは、マーケティング・リサーチです。)
・クライアントにとって、自分は魅力的な商品(人材)として映るでしょうか?
・自分の商品価値を、的確にアピールして伝えることはできるでしょうか?
マーケティング戦略のポイントは、自分の持っているモノ(能力、技術、ノウハウなどの知的資産や時間を含めて)を、いかに効果的・効率的に活用して付加価値を生み出せるか、というところにあります。
考える起点はここにありますから、独立準備期間中に、是非、自分をしっかりと見つめ直して、自分のセールスポイントを明確にしておきましょう。
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