『企業のIT活用』が選ぶ2005年ベスト5です。
2005年ベスト5 目次
第5位 東京証券取引所でシステムダウンが発生
第4位
ウチのパソコンがゾンビパソコンに!第3位
個人情報保護法が施行第2位
Yahoo!がロボット検索型に第1位
Froogle(フルーグル)はGoogleの親戚?
では第5位の発表です。
第5位 東京証券取引所でシステムダウンが発生
11月1日朝、東京証券取引所の売買システムがダウン。ようやくシステムが復旧し、売買が再開できたのが午後1時30分でした。
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| 東京証券取引所でシステムダウンが発生 |
世界三大市場の一つが動かなかったということで各国でもニュースとして大きく報道されました。東京証券取引所からは役員報酬のカットなど処分が発表されています。
詳しくは
東京証券取引所システムダウンの真の原因とは? >> その後に報道されたニュースによると売買システムはCOBOLというコンピュータ言語で記述されていました。COBOLという言語は40年以上前に登場した事務処理向け言語です。汎用機などのレガシーシステムで使われている言語で、使い込まれている言語でもあります。
※COBOL作成にかかわったグレース・ホッパーという女性プログラマーがプログラムの不具合を差すバグという言葉を生み出しました。
>> バグは本当に虫だった!東京証券取引所のシステムダウンはCOBOLプログラムの呼び出し部分が原因だったようです。月末処理で呼び出し部分の不具合が顕在化し、システムダウンにつながってしまいました。
レグレッションテストをすべきであった!
もちろんプログラムを変更しましたのでシステム・テストを行っていました。ところが月末処理はメーカーが提供している標準ツールを使っており、プログラムへ影響するとは考えずテストをしていませんでした。
本来は無駄でもレグレッションテスト(退行テスト、リグレッションテストとも呼びます)をすべきでした。
レグレッションテストとは、今まで問題なく稼動していた箇所が、他の一部のプログラムの修正を行うとことで影響を受ける可能性があるために行うテストで、退行テストとも言います。ただしレグレッションテストを行うには時間やコストがかかります。
>> ソフト保守で失敗しないために東京証券取引所以外でも名古屋証券取引所でシステム障害が発生、人的ミスが原因によるシステムダウンが続いていることもあり、事態を重く見た金融庁は全証券取引所にシステムの一斉点検を指示しました。
人的ミスが発生する原因はシステムが複雑化、大規模化していることがまずあります。ベテランSEが不足し、レグレッションテストの実施などシステムの勘所に対して事前に手を打つことができなくなっています。
抜本的解決策がないため今後も同じような大規模システムのトラブルが予想されます。
第4位はウチのパソコンがゾンビパソコンに! >>