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■ワープロ『一太郎』は家庭教師先の子供の名前だった■最初の日本語ワープロは630万円もした!■「かな漢字変換」は主流ではなかった
「かな漢字変換」は主流ではなかった
ワープロで文章を入力する時、「かな漢字変換」を使って入力しますが、少し前までこの方法は主流ではありませんでした。
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| かな漢字変換は主流ではなかった |
1978年、東芝が日本最初の日本語ワープロ機を発表。その後、各メーカーから次々と日本語ワープロ機が発売されます。
1980年頃にワープロ専用機を出していたのは東芝、リコー、ぺんてる、沖、キャノン、シャープ、日本電気(NEC)、富士通の8社でした。
その中で「かな漢字変換」を採用していたのが東芝と富士通。
「ペンタッチ入力」という漢字の一覧からペンで選ぶ方式を採用していたのがシャープ、日電、沖、ぺんてる。
当時は、キーボードから「かな」を入力して漢字に変換させる「かな漢字変換方式」と、タブレット上に配置された文字を探し出して、特殊ペンで押すことによって入力する「ペンタッチ入力方式」は甲乙つけがたい状況でした。
かな漢字変換は単漢字変換から
かな漢字変換と言っても、現在のような長い文章を一括変換してくれるわけではなく、「東京都」と入力しようと思えば、「ひがし」とまず「かな」を入力し、「東」に変換します。それぞれの漢字を一文字ずつ変換していかなければなりませんでした。
またタブレット方式で「東」を入力する場合、「ひ」の行の漢字を指でなぞりながら、ひたすら探さなければなりませんでした。この探す作業が大変で、見つかると「あった!」と、まるでかるた取りのような作業でした。
どちらの入力方式も大変な作業でした。
他に「2ストローク方式」というのもありました。これはカナ2文字で漢字を表現する方法で例えば『ミラ』で鏡を表現するような連想方式になっていました。少ないキー入力で漢字を出すやり方でリコーが採用していました。
また富士通は2ストローク方式とは違ったアプローチで、かな入力専用キーボード(親指シフトキーボード)を考えだしました。これが、親指シフト入力で一時代を築くことになります。
やがて、かな漢字変換が進化し、単漢字変換から熟語で変換できるようになります。
その後、文節変換、連文節変換へ進化していきます。今では「貴社の記者は汽車で帰社した」と複雑な文章を変換できるまでになりました。
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