節税対策関連情報

更新日:2004年07月18日

長者番付制度、こんなもの要らない 2

国税庁は、2003年分の確定申告で所得税額が1千万円を超えた高額納税者を全国の税務署で公示しました。今回の公示対象者は7万3959人。デフレの影響で「土地長者」が少なく「株長者」は去年に比べ横ばい。


日本人にとっての「エンジェル」

たぶん、これを読んでいただいているほとんどの方が、この番付に載っていない方でしょう。もちろん、私も載っていません。だからどうでもいい、と片付けるには私はちょっと抵抗があります。多額の税金を払っていただいた、脱税という手口を使う方もいるのに、まじめに払っていただいた、

累計納税額、160億円超の斉藤一人さん。あなたは、日本の・日本人にとっての「エンジェル」です!名経営者であると思います。

松下幸之助さん、トップ10回

名経営者で忘れてはならないのは、松下幸之助さん。10回もトップをとるなんて。(くわしくは、パート1参照

私が総理大臣なら、必ずや、必ずや、表彰するでしょう。「税金・勲一等」日本版、足長おじさんですね。

もう亡くなられた幸之助さんは、生涯の納税額がその対価である国からのサービスを上回っていたでしょう。それなのに、文句も言わず。私なんか、ラーメン屋でチャーシューが小さいだけで文句を言っているのに。

ちなみに、この廃止すべき公示制度を続ける法的根拠としては、所得税法233条。

「所得税額が1,000万円を超える者について、その者の氏名及び住所、これらの申告書に記載された所得税の額を翌年5月16日から31日まで、各税務署に掲示する。」

とあります。

こんなもの、要らない。

私は、多額の納税をした方は、偉い方・がんばった方であると思います。この何を売っても・作っても売れないといわれる時代に、創意工夫そして何より、絶え間ない努力を続けてこられた。

チャンスを見つけては、試行錯誤されてきたのではないでしょうか。何度も何度もチャレンジされたのではないでしょうか。何度も何度も壁にぶつかったのではないでしょうか。

私は、多額の納税をしたら、罰則的にも思えるような公示制度で「さらし者」にされる、というのは、おかしいと思います。これじゃー時代を創る若者は、新たなチャレンジをしないのでは。(笑)

ある意味、国一番の功労者ですよ。エンジェルですよ。日本にとって、貴重な方ですよ。もっと手厚く、もてなすべきでしょう。

私は、高額納税者にはもっと敬意を表すべきであると思います。もっと、名誉を与えるべきであると思います。そして合わせて、長者番付制度(高額納税者の公示制度)は、廃止すべきであると思います。

関連リンク
長者番付制度、こんなもの要らないパート1

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今村 仁

中小企業の節税専門家として執筆・メディア出演多数。税理士、宅地建物取引主任者、CFP。「3か月ででき…

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