■1億総デジタル時代の到来読者の皆さんはご自宅に帰ると「最初」にすることは何ですか?
明かりをつけたり手を洗ったりするのは当然として、まずTVの電源をONにしませんか(笑)。見たい番組があるわけではなく、
一種の条件反射といってもいいでしょう。それだけテレビが誰にとっても身近な存在であることを裏打ちする行動です。
2003年12月1日から東京・中京・近畿の三大広域圏を皮切りに地上デジタル放送がスタートします。郵政省(現総務省)の放送普及基本計画の一部改正(平成13年7月25日)により決定されており、国をあげての一大プロジェクトとなっています。
<テレビ放送の歴史と今後のスケジュール(予定含む)> 1953年 地上テレビ放送が開始 1960年 カラーテレビ放送が開始 1962年 テレビ受信契約1000万人突破 1964年 東京オリンピック放送 1969年 人類初の月面着陸をテレビ中継 1989年 BSアナログ放送が開始 1992年 CSアナログ放送が開始 1996年 CSデジタル放送が開始 2000年 BSデジタル放送が開始
2003年 3大都市圏で地上デジタル放送が開始 2006年まで 地上デジタル放送全国で開始 2011年まで BSアナログ放送終了(デジタルへ移行) 2011年7月 地上アナログ放送が終了(デジタルへ移行)
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■デジタル化で何がどう変わるのか?「アナログからデジタル」の実体験としてガイド平賀は携帯電話を連想しました。My携帯をはじめて手にしたのは95年で、当時はすべてアナログ式でした。IDO(現au)製品で音質はノイズだらけ、連続待受可能時間も2日程度でした。毎日充電です(笑)。通話エリアは関東近県までで、サイズは自宅の
“コードレス子機”並みです。当時は地下は当然として、電車や移動中も電波が不安定でした。
デジタル式の登場で通話品質・待受時間・サイズ・機能など飛躍的な進化を遂げ、感動したのを今でも覚えています。発売当時は価格が6~8万円程度ですぐには飛び付けなかったことも印象に残っています。
TVについてはデジタル化の特徴として1)高画質な映像や高品質の音声サービスが実現する
2)番組案内や知りたい情報の検索が簡単に行える
3)データ放送でいつでも欲しい情報が取り出せる
4)高齢者や障害者に優しいサービスが拡充
5)双方向で情報交換が可能となり、情報端末としても利用できる
4番目については字幕放送や解説放送などが同時に流れ、よりコンテンツ内容が容易に理解できるようになります。
携帯電話のときのような感動が期待できるのか?興味津々です。
次ページではマンションで受信するための方法をお伝えします。