自分をうまく説明できない悩みを解き放つ!
※記事「さあ本番!読むべし就職活動キホン本!(1)」より続く。エントリーシートや履歴書に書く、そして面接で語る「自己PR」「志望動機」の作成は、みなさんの就職活動において、最も悩ましい作業だろう。そりゃそうだ。どの本にも模範例やマニュアル的書き方は載っていても、「あなた自身」の「自己PR」「志望動機」の書き方は載っていないのだから。
そこで本書の登場となる。
『就職活動の新しい教科書』は、就職活動における自らのキャリアを描くためのトレーニングだったけど、本書は「あなたの気持ちを引き出し、整理し、うまく伝わる言葉にしてくれる」本である。こちらもワークシート満載だ。というか、ワークシートしかない。
著者の山田ズーニーさんは、文章表現・コミュニケーションインストラクターだ。
ベネッセ・コーポレーション時代に進研ゼミにて小論文の書き方をずっと研究されていたエキスパートで、今でも小論文に限らず、思考力・文章表現力・コミュニケーション力の教育に取り組んでいる。思考力・文章表現力・コミュニケーション力と言えば、最近経済産業省や文部科学省、リクルートなどが共通言語化しようと動き出した「企業が求める基礎力」の一つである。そう最近企業は、特に面接において、質問の答なんか聞いちゃいない。仕事をする上においてのOS(Operating System)部分の有無を見定めようとしているんだ。思考力・文章表現力・コミュニケーション力は、一夜漬けで何とかなる類のものではない。
できるだけ早く、
『考えるシート』で訓練をしよう!
「自己PR」「志望動機」を書くためだけじゃなく、思考力・文章表現力・コミュニケーション力を少しでも高めるためにも。
- ステージA「相手とつながる」
- 「おわび」をする
- 「お願い」をする
- 「ありがとう」の気持ちを伝える
- へこんでいる人を「励ます」
- ステージB「自分とつながる」
- 自己紹介をする
- 自分を社会にデビューさせる企画書をつくる
- 自分の「悩み」をはっきりさせる
- ステージC「他者・外・社会とつながる」
- 志望理由書を書く
- レポートを書く
- 小論文を書く
- 会議を自分でしきる
- みんなの前で話す
※OS:オーエス。Operating Systemの略。キーボード入力や画面出力、印刷、ネットワーク接続などといった入出力機能やハードディスクやメモリの管理など、多くのアプリケーションソフトから共通して利用される基本的な機能を提供し、コンピュータシステム全体を管理するソフトウェア。「基本ソフトウェア」とも呼ばれる。仕事をする上での基礎力がOSなら、専門知識やスキルがアプリケーションソフトだな。
※山田ズーニーさんのインタビューはMammo.tv ~考える高校生のためのサイト~のインタビューに載ってるよ。
※コミュニケーション力に関してなら、この本もオススメだ!
『コミュニケーション集中治療室』(著:須子はるか・松村香織)
※次のページで、
カイシャ生活の疑問を払拭してくれる!名著を紹介!