大学生の就職活動/就職活動での内定から入社まで

上手な内定辞退理由の伝え方

内定を辞退するとき、理由は述べるべきだろうか? そしてどこまで詳しく述べるべきだろうか? それは「相手が気持ちよく辞退を受け入れる」ことを最優先に考えれば簡単だ。

執筆者:見舘 好隆

どこまで正直に、内定辞退の理由を伝えるべきでしょうか?

さて、今回は内定辞退問題です。
「最初に内定をいただけた教育業界のA社をお断りさせていただくことになりました。今月いっぱいのお返事で、まだお電話もお手紙もだせていないので、しようと思っています。正直、もう1つ内定をいただけている同じ教育業界のB社のほうが志望度が高いと言う事と、第一志望である化粧品業界の就職活動をまだ続けたいという事が辞退の理由ですが……。見舘さん、このように正直に言う事に問題はないでしょうか?何か、辞退についてのご意見がありましたら、お願いいたします。」
この質問をまとめると…・・・・
    • 第一志望は化粧品業界で、まだ内定は取っていない。
       
    • 第二志望は教育業界で、2社内定を取った。
       
    • そのうちのA社が返事の期限。よってB社より志望度が低いA社を辞退する。B社の内定はキープする。
よって、内定辞退の理由は、
    • 第一志望業界が化粧品業界だから。
       
    • (第一志望ではないけど)比べてB社のほうが志望度が高いから。

ということです。さて、A社の人事に、どこまで内定辞退の理由を伝えればよいでしょうか?一緒に考えてみよう!

※次のページでまず、内定辞退の基本を確認しよう!

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