就職活動の準備

更新日:2005年05月08日

就職に有利な資格なんてナイ?

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資格は実務経験とセットで成果を発揮する。大学生には実務経験が無い。それに将来はまだ未確定だ。だからこそ「機会創造」に力を注ごう。もしくは資格取得をトリガーに「第3のコミュニティ」を手に入れよう。

目的を資格に置かないなら、資格取得は意味がある

資格取得をメインの目的にすると、その資格と「やりたいこと」がミスマッチを起こした時、またその資格と「社会のニーズ」がミスマッチを起こした時、その時間とお金が無駄になってしまうリスクが高いことは、分かってもらえたと思う。

だからこそ、もし通学して資格を取るのなら、そこで出会う仲間とその環境を活用することだ(通信教育や独学で取得する時には使えないノウハウですが)。

私の場合の「キャリアカウンセラー」は、前述した通り12日間講義を受けることになる。その時のクラスメートは当時、私にたくさんの「宝」をくれた。その「宝」とは「言葉」だ。今まで思い込んでいた考えを正してくれたり、転職の時にも全力でサポートしてくれた。そもそも今の転職先の情報をくれたのは、キャリアカウンセラーの友人だ。今でも私の心の支えであり、かけがえの無い一生の友となった。

「MBA」も然りだ。グループワークで一緒になった友達もたくさんの「宝」をくれた。「見舘さん、この本読むといいよ」「この授業面白いから履修してみたら」「この論文、見舘さんが言ってたことと似てるよ」など、数えればきりが無い。

ここで気が付くこと。それはすなわち「第三のコミュニティ」の重要性だ。そしてそのコミュニティは「同じ目的を持つ人が集まって」いる。よって、非常に友達になりやすい恵まれた環境であることだ。

自分の居場所と仲間を持つことは、自分の可能性を拡げる大切な“ビオトープ”だ。また、家族とケンカした時、大学や勤務先でトラブルがあって落ち込んだ時、「第三のコミュニティ」が心の救いになることが多い。だって、キャリアカウンセラーや大学院の仲間は、仕事の悩みなんて関係ないし、家族の悩みも知りはしない。上司や部下の関係もないし、先輩や後輩の関係も無い。会えば心をリセットできてとても助かる。そしてたくさん、機会をくれる。

大学生のみなさんなら、「家族」「大学」以外のもう一つ。
社会人のみなさんなら、「家族」「勤務先」以外のもう一つ。

「第三のコミュニティ」に参加し仲間を得ることを、是非トライして欲しい。



※ビオトープとはドイツ語で「生き物のすむ場所」という意味。日本では色々な種類の生き物が自分の力で生きていくことのできる自然環境を備えた場所を指す。最近は小学校の授業で、ビオトープを生徒たちに作らせ観察することで、自然保護を教えるところが増えてきた。私たち人間も、ビオトープは必要だ。それは人間の幅であったり、豊かさであったり、いわゆる「人間力」をインキュベートしてくれる場所が必要だと私は思っている。参考サイト:「おしえてビオトープ」

※アルバイト先で作るのもいいし、ゴルフなど趣味でもいい。できるだけ目指す志が同じ仲間が集まっているところを探そう

(執筆者:見舘 好隆)

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