就職活動の準備

更新日:2005年05月08日

就職に有利な資格なんてナイ?

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資格は実務経験とセットで成果を発揮する。大学生には実務経験が無い。それに将来はまだ未確定だ。だからこそ「機会創造」に力を注ごう。もしくは資格取得をトリガーに「第3のコミュニティ」を手に入れよう。

学歴や資格では『好きな仕事』に辿り着けません

就職に有利な資格なんて無い『BRUTUS』569号「ハッピー仕事のハローワーク!」は面白い。屋久島のネイチャーガイドハンモック専門店主ツリーハウス・ビルダーDOGAインストラクター、ブランドコオロギ飼育家、水族館コーディネーター、コスプレ格闘家(スマックガールの15)、アイドルファンドマネージャー顔そっくりさん空中ブランコインストラクタープロ雀士、ラウンドガール(ZSTガール)、巨大ケーキ職人プラネタリウムクリエーター身体調律士スポーツデータ入力者フリースタイラースケートランプ・ビルダーピンボールマシン修理人氷彫刻師教会のパイプオルガン製作江戸文字職人銭湯背景絵師など。『13歳のハローワーク』に載っていない仕事が紹介されて、読者の視野を拡げてくれる。(写真提供:FotoStyles

そこに興味深い文章が載っていた。

「ありがちなのは、英語だ、米国公認会計士だ、と資格に頼ってしまうこと。でも、資格や表面的な要件を揃えても、転職の現場ではほとんど効き目がないんです。麻雀に喩えると、資格や表面的な要件は『ドラ』。『ドラ』だけ集めたって、一生あがれないんですよ。まだ『転職』が成熟していないから、迷いや恐れがあり、資格ブームに踊らされてしまうんでしょう。」(出典:「学歴や資格では『好きな仕事』に辿り着けません。」鎌田和彦・インテリジェンス代表取締役、『BRUTUS』569号「ハッピー仕事のハローワーク!」)

また、リクルートエイブリックが編集した『転職徒然草』にも、こんなエピソードがある。

33歳のTさんは、会計事務所で働きながら公認会計士を目指したが失敗。公認会計士そのものは諦めたが、その後英文会計を勉強し、語学留学して英語を習得、米国公認会計士の資格を取得し、意気揚々と帰国した。きっと引く手あまただろうと思ったら、ほとんどが書類選考でアウト。運良く面接へ進んでいい返事はもらえない。とある外資系企業の人事に結果を聞いたところ、採用されたのは、経理専門学校→某メーカーで経理の28歳。英語も資格も無いが、現場での叩き上げの年下だと知り、愕然とする。

「一部の特殊な例を除き、ほとんどの企業は経験を買うのであって資格を買うのではない。確かに資格を取得するという努力はだれもが認めるところだが、資格を取れば、必ず転職する上で有利に働くとは限らない。資格よりも実務経験が優先されるケースが多いのである。」(出典:『転職徒然草』リクルートエイブリック編)

うーむ。なかなか悲しい事実である。
すると、大学生にとって、将来に向けて大学生活にすべきことを、就職に直結するかどうかわからない資格の取得ではなく、他の事なのか??? という疑問が沸いてくる。

よって今回は、就職と資格についての関連性を考えてみよう。


※次のページで、「特殊な例を除いて、資格はいつでも取れる」ことを考える!


(執筆者:見舘 好隆)

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