大学生の就職活動/就職活動での業界・企業研究

君が志望する会社は何社?

就職活動に失敗するパターンは、「たった数社しか受験しない」こと。量を受験しなければ、本当にその会社がベストかどうか判断できないし、他社との比較研究もできないことを知ろう。

執筆者:見舘 好隆

あなたが希望する会社は何社ですか?

先日、旅行会社に内定した知り合いの学生30名弱に、「書類選考を突破して受験した会社の数」を聞きました。

答えは、平均15社

つまり、内定を取るためには、15社以上の面接にアタックしないといけないのです。


例えば「今、志望する会社を何社ですか?」と言われても、おそらく10社も言えないと思う。仮に10社としても、その会社すべてが新卒を募集するとは限らないし、応募してもエントリーシートで落とされることを考えると、受験できるのはその半分くらいでしょう。

つまり、志望する会社が10社なら、面接まで辿り付ける会社はたった5社。内定を取った学生が平均15社面接に挑んでいることを考えれば、このままでは3分の1。きっと、このままでは内定を取る可能性も3分の1になってしまいます。

よってエントリーシートなど入口で落とされることを考慮すると、少なくとも最低30社は、志望する会社を探さなくてはいけないのです。「別に今からそんなに探さなくても…」と思う人もいるでしょう。でも、面接に落ちてから「受けてみたい会社」を探しても、その会社のエントリーがもう終っているかもしれません。また「受けてみたい会社」を探すのにはある程度時間がかかります。名前だけじゃ判断できないしね。事業内容や待遇、会社の将来性、詳しい仕事内容を吟味しなくちゃいけない。落ちてから焦って探して見つかるものではないのです。

だから今こそ、志望する会社をたくさん用意しておかないといけないのです。

※さあ、次のページで志望会社の探し方を学ぼう!
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