文章:蛯原 恵子(All About「派遣で働く」旧ガイド)
金融業界の人材ニーズ急増中
景気が上向き始めている中で株式市場が活発化してきたことに伴い、証券会社での人材需要が急激に伸びています。2004年12月に証券仲介業が解禁されてから,金融機関の投資信託販売が大きく成長し,有価証券の占める割合も今後はアメリカ並みに現在の4倍にまで高まるとの見方もあります。
金融向け派遣をしている大手派遣会社の今期受注は、前年同期にくらべて50%近い伸びを示しています。需要が高まっている職種は一般事務・営業事務・営業などさまざですが、特に不足しているのは証券外務員二種資格をもった人材。渉外、窓口、コールセンター、システム、バックオフィスでの事務処理など幅広い部署で証券外務員資格保持者の人材ニーズが高まっているからです。
2004年9月より証券会社などで勤務していないと受験できなかった
証券資格の中で、証券外務員二種のみ一般の方も受験できるようになったにもかかわらず、ますます不足しています。そのため資格をもった人材の派遣料金も前年同期にくらべ伸びており、特に広範な知識をもった経験者の派遣単価は高くなっています。
派遣会社の対応・支援
最近の金融業界は、新卒紹介予定派遣などの新しいシステムを取り入れたり、金融業の未経験者を受け入れるなど「お堅い」イメージではなくなりつつある傾向にあります。そのような業界に対して、派遣各社は金融業界の担当に金融業界経験者を配置して積極的な開拓をしています。
アデコ 金融系の仕事情報テンプスタッフ 金融・証券のお仕事特集パソナ人材派遣大手のテンプスタッフでは、証券外務員二種の試験対策用モバイルラーニングシステムを導入しました。これは株式会社ビズコム・ジャパンと株式会社経済法令研究会が共同開発した、携帯電話を利用したモバイルラーニング『ケータイスタディ』シリーズのひとつです。これは携帯電話で問題を解き、反復学習をしながら知識を習得できるシステムですなので、受講するみなさんは場所や時間などに制約されず、「いつでも、どこでも」、自分のペースに合わせて学習することができます。
仕事に役立つ資格として、証券外務員二種は大きくクローズアップされてきました。