お金に働いてもらう
ガイド「給与で収入を増やすにしても限界があります。時給が上がったとしても数十円の場合が多いので、年間でも数万しか増えないケースがほとんどです。それに、例えば貯金しようと思って100万円を1年でためようとすると、単純に毎月8万4千円も貯金しなくてはなりません。その半分の50万円貯めようとしても4万2千円。この金額は派遣社員で一人暮らしをしている場合などは簡単ではなく、『とてもじゃないけど無理』と不安になってしまうのです。」
城FP「貯金は少しづつでもこつこつ続ければまとまった金額になります。その貯金したお金に働いてもらう方法を考えましょう。それには次の3つのステップを踏みながら進めることをお勧めします。
第一ステップとして、月々にいくら生活費がかかっているかを把握することから始めましょう。そしてその3カ月分、例えば17万円の生活費の方なら50万円程度の貯金を目指しましょう。一人暮らしだと難しいかもしれませんがまずは収支の見直しをして、1年が難しければ1年半など期間を少し長めに設定してでも頑張ってみてください。たまったら、このお金は普通預金のようないつでも引き出せる口座に置いておくのがベストです。
第二ステップとして考えたいのが運用。まずは積立を実践しましょう。
上記の例で、月20万円の実働収入(アフィリエイト収入等を除く)の方であれば余剰の3万円を積立に回す事ができます。
これを30年間寝かしておけば、3万円×12か月×30年=1080万円ですが年利5%で運用することができれば、約2500万となります。
30年間で約1500万円ちょっと、つまり年間50万円ほど、収入UPできたことになります。
ここで積み立てのポイントは、その目的をはっきりさせること。数年後の結婚準備金なのか、長期の老後資金なのかでは、運用の積極性が異なります。上記の例は、老後資金向けのプランとなります。
第三ステップとして、先の副業の工夫などを通してまとまったお金が手元にできた場合の一括資金について考えます。
100万円のお金を年利5%で10年間運用できた場合、元本100万円に対し、利益約60万円となります。お金がお金を呼んでくれる、と言う訳です。
年利5%と言うと、今の日本の金利からは想像がつかないかも知れませんが、決して天文学的な数字ではなく、私のお客様が、実際に達成していらっしゃる年利です。その方は、昨年まで投資にほとんど無知だったお客さんが運用を始めて、この1年で出したパフォーマンスです。「良質な」金融情報にも大分詳しくなりました。
この「良質な」というのがカギで、個人的には、するべきでない勉強と、するべきでない相手への相談は、余計な損失を生むだけだと考えています。
年利は各金融機関や金融商品でそれぞれ異なるので情報を入手し、検討することをお勧めします。例えば先日、シティバンクが年利3.22%の債券を日本で発行しました。会社が破たんしない限りは利回りも保証されています。ただし最近は米系金融機関に対する不安も大きいですから、関連情報をいち早く入手し、ポートフォリオを組み立てていく事も重要です。
以上の3つのステップを通して、万一のお金を手元に確保した上でそれ以外のお金には積極的に働いてもらう。まずはその意識付けから始めたいですね。
ガイド「将来の不安を少しでも解消するために収入を何らかの方法で増やす方法とお金に働いてもらって増やす方法、二つに目を向けてみるところから始めるということですね。私自身、非常に参考になりました。本日は、どうもありがとうございました。」
城FP「ありがとうございました」
将来の不安を解消するためにはお金に関する情報を入手し実践することが大切です。城FPは現在資産管理とキャリアに関する無料セミナーも開催されているそうです。それに限らず、各金融機関も関連するセミナーを開催しているところもあります。これらを大いに利用してマネーリテラシーを高め、お金の管理をきっちりすることは将来に対する不安を解消する方法の一つではないでしょうか。
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