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更新日:2003年05月20日

あなたは何型?話し方のクセを知ってもっと伝えよう 感覚タイプ別表現方法を知る!

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「一生懸命説明したのに上手く伝わらない」…これは自分と相手の「感覚タイプ」の違いが原因かもしれません。「伝える」力を高める方法…ビジネスマナー講師の津島華子様に聞いてみました。

【平井】
感覚タイプ別に効果的な方法や、タブーってありますか?

【津島さん】
そうですね…。これまでの説明から、相手のタイプを掴んだら、こういった点を心がけてみて下さい。

◆感覚タイプ別…効果的な表現方法は?

視覚型には

回りくどい表現はタブー。
視覚的なツールを使い、相手が映像を浮かべやすいように伝えること。
仕事の説明も、過去の資料などを「見せて」、イメージをつかみやすくすること。

聴覚型には

思い付きを言う、笑ってごまかすなどはタブー。
目的・意義を明確にして、メリット・デメリットにも触れて論理的に話を進めること。
感情論は極力廃止。

触覚型には

理屈から入るのはタブー。
体感派なので、「理屈より先に行動ありき」。
行動させてから、後で理屈の順番を守ること。

【平井】
なんとなくしっくりこない、わかってもらえてないみたいと感じたら、相手に合わせて表現方法を変えてみる…だけど難しそうですね。自分の得意でない表現方法、劣位の感覚を鍛える方法ってあるんでしょうか?


【津島さん】

「鍛える方法」はあるか?ハイ、そうお感じになった時点で、いくらでもあるでしょう。
ここまで、お付き合い下さった皆様、もうご自分のタイプは大体分かったことと思います。自分の少し弱いところを知れば、補う方法は自ずと見えてくるのではないでしょうか?劣位の感覚が全く無いという訳ではないのですから。

頭の中で視覚的なイメージを浮かべるのが苦手な方は、例えば物を見たときに色や形を頭にとどめる練習をする。初めはメモに残すなどでも良いでしょう。そして、意識して言葉の説明だけに頼らずに、視覚的ツールを探して使うなどです。

論理的思考が苦手な方は、話をするときに意識をして文章を頭の中で組み立てることです。
結論、理由、例、ゆえに結論、という風に。自分の個人的な意見やイメージを言葉にするときは、予め断ってからにする、などの段階を踏めば、唐突な印象は避けられるのではないでしょうか?

考えるよりもまず先に行動に走ってしまう方は、ハタと一時停止して考えるクセをつけることです。無意識的にやっていた行動も、気をつけて意識していくうちに自覚できるものです。計画を立ててみる、脱線したとしても、必ず着地点に戻るように努力してみては?

これらを説明した、プレゼンテーションやコミュニケーション関連の本もたくさんありますので、ご自分に合った訓練法をお選び下さいね。


いかがでしたか?
プライベイトならともかく、気持ちよくお仕事する上では、「なんでわかってくれないの?」「私はちゃんと説明してるのに!」と相手の所為にする前に、言い方を変えてみたり、ツールを用意したりと、自分から譲歩することも必要ですよね。
自分と相手の「感覚タイプ」を考えてみることは、こういった時、具体的な方法を探す助けになってくれると思います。
津島さま、ありがとうございました!

◆津島さまからのメッセージ

これまで、少し面白おかしく(?)タイプ分けについて論じてきました。
でも誤解しないで下さいね。これらのタイプ分けで、何も皆さんの全てが決定付けられるものではないのです。あくまで「生活体験の中で身につけてきた、優位な感覚はどれか?」というお話です。

皆様ご存知の通り、人にはそれぞれ特徴があり、得意、不得意も異なります。そして、誰もが完全無欠であるとは思えませんよね。
会社も、そんな色々な特徴を持った言わば「不完全」な人達の集まりだと思います。

今回ご紹介した、この3つのタイプの人達がそれぞれ良い点を活かし、弱点を補い合えば、とても「良い仕事」ができると思いませんか?

感性と発想力が豊かな人がいて何かを生み出し、それを論理的に道筋を立てることのできる人がいて、そして行動と実行の段階ににもっていく人がいて、それでとても良いバランスが出きあがりますよね。

自分自身、なるべくバランスの取れたスキルを身につける努力も必要ですが、やはり完全ではいられない、他人の力添えも必要という、どこか謙虚な気持ちも大切だと思うのです。
その、「完全でない部分」を補うための、他人との「コミュニケーション・スキル」を身につけていきたいと、私自身も日々考えています。
ご拝読、ありがとうございました。
末筆ながら、皆様のご活躍をお祈りしております。

* 今回の執筆にあたり、(有)ヒューマン・ギルド 代表取締役の岩井 俊憲氏(心理学博士)に、資料のご提供とご指導をいただきましたことを、報告いたします。 <津島 華子>




(執筆者:平井 実穂子)

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