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更新日:2008年12月02日

味覚の授業、スローフード…海外発の食育

過去の管理栄養士国家試験でも出題された、スローフードやファイブ・ア・デイ。食育は栄養士の専門分野の1つ。今回は海外発祥のスローフードやファイブ・ア・デイなど食生活に関する活動をご紹介します。

文章:大石 淳子(All About「栄養士・管理栄養士の仕事」旧ガイド)

過去の管理栄養士国家試験でも栄養教育論として出題された、スローフードやファイブ・ア・デイ。試験対策や食事相談などの実務のためにも、諸外国の食生活に関する活動を知っておく必要があります。また今後も食育はクローズアップされ、担い手が求められるでしょう。
食育は栄養士の専門分野の1つ。日本で活発に行われている食育活動に関わることで、新たな活躍の場が生まれるかもしれません。今回は海外発祥のスローフードやファイブ・ア・デイなど食生活改善に関する活動について概要と事例をご紹介します。

北イタリアで生まれた「スローフード」

スローフードという考え方は日本の「地産地消」と通じているともいえる。
北イタリアのブラという町から生まれた活動。郷土料理や伝統食を守り、質の高い少量生産の食品やその生産者を守ることや、子どもや消費者に対して味覚の教育を進めています。その土地で生産されたものをその地で消費することが、地元の農家に報酬を与えて経済性を生み、郷土食文化を守るのにつながるとして、消費者と生産者の交流などを通して食文化の啓蒙をするものです。この概念を推進するスローフード協会に、日本も1997年から加わって活動しています。

スローフード協会に加盟している国は、ドイツやスイス、フランス、ポルトガルなどあわせて45カ国ほどあります。協会の活動としてそれぞれの国では、小学校や中学校で子どもたちが農産物の生産者や料理人と一緒に料理をして、農産物が料理になって口に入るまでを伝えたり、味覚教育を行っています。大人に対しても料理教室やセミナーなどで、旬の食材や季節の行事を大切にすること、郷土料理を学ぶイベントを行っています。また小学校や中学校に食を学ぶ機会を持つよう働きかけています。

次のページでは、味覚の授業とファイブ・ア・デイをご紹介します!

(執筆者:大石 淳子)

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井上 ルミ子

介護事業所の運営を中心としたコンサルタント。医療・福祉の現場経験を活かし、経営者側と職員側の両者にと…

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