介護・福祉業界で働く・転職する関連情報

更新日:2007年12月20日

白熱! 介護人材確保の大集会(2)

2007年12月9日に開催された介護人材確保に向けての緊急大集会。社民党の福島みずほ代表など各党の代表者も登場。野党議員が大喝采を浴びる場面も。集会の様子を伝える記事の2回目です。

文章:宮下 公美子(All About「介護・福祉業界で働く」旧ガイド)
2007年12月9日、「高齢社会をよくする女性の会」主催の介護人材確保に向けての緊急大集会が開催されました。1回目の記事では、厚生労働省の取り組み、介護現場からの報告について紹介しました。2回目は司会の樋口恵子さん、堀田力さんからの質問に対する各党代表者の回答を中心に紹介します。

5党の代表者の発言には温度差が

今回、この集会に出席した各党の代表者は、自民党・丹羽雄哉氏、公明党・古屋範子氏、民主党・山井和則氏、共産党・小池晃氏、社民党・福島みずほ氏の5人。最初に、介護労働の現状について、それぞれが思いを語りました。

政治家
各党の代表が壇上へ。自民党・丹羽氏だけは、出番の前に来て、集会の最初から傍聴していた
丹羽氏「介護保険スタート時の厚生大臣だった。先鞭を付けた意義はあったと思う。しかし、今は実情に合わない部分が出てきている。よりよい制度にしていかなくてはならない」

古屋氏「高齢者虐待防止法では樋口先生にたいへんお世話になった。介護人材確保は最重要課題ととらえている」

山井氏「樋口先生の陳情を受けて、民主党では『3万円法』※を具体的に検討している」
※平均以下の低所得にあえぐ介護従事者の賃金に1人月額3万円を上乗せする時限立法案。樋口恵子氏が理事を務める『高齢社会をよくする女性の会』が提案。

小池氏「私は元医師だが、今は政治によって命が奪われていると思う。介護の仕事を選んだ人は、労働条件を理由に介護業界から去っていく。高齢者福祉より障害者福祉の労働者はもっとひどい状態だ」

福島氏「毎年2200億円、社会保障の予算をカットする財務省からの要求をのんだのが間違いだった。厚生労働省には明確なビジョンがない」

これだけを見ても、なんとな~く温度差を感じますよね。
次の質問は、介護職の待遇改善についてどう考えるか。この質問への答えで温度差がますます明らかになりました。

次のページに続きます。

(執筆者:宮下 公美子)

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井上 ルミ子

介護事業所の運営を中心としたコンサルタント。医療・福祉の現場経験を活かし、経営者側と職員側の両者にと…

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