資格と経験によって免除あり
ところで、現職の方はもちろん、基礎研修をすべて受講する必要はありません。ヘルパー1級か、2級修了か、無資格か、そして実務経験1年以上かどうかで大きく免除時間数が違ってきます。
●実務経験1年未満の場合
→→ヘルパー2級修了者なら……
演習・講義は140時間免除の
210時間 実習は免除なしで
140時間 合計
350時間 →→ヘルパー1級修了者なら……
演習・講義は300時間免除の
60時間 実習は免除なしで
140時間 合計
200時間 →→無資格者なら……
残念ながら免除なし。正規の研修時間である
演習・講義は
360時間 実習は
140時間 合計
500時間 となります。
●実務経験1年以上の場合は
実習は完全免除 →→ヘルパー2級修了者なら……
演習・講義は210時間免除の
150時間 →→ヘルパー1級修了者なら……
演習・講義は300時間免除の
60時間 →→無資格者なら……
演習・講義は60時間免除の
300時間 となります。
ヘルパー1級、ヘルパー2級を修了するには講義・演習が1級146時間、2級100時間で46時間の差、実習が1級84時間と2級30時間で54時間の差、合計100時間の差があります。これに対して、免除のほうを見てみると、講義・演習に90時間の差。
よく、今のうちに1級を修了しておいたほうが、基礎研修導入になったときに免除が大きくてラク!という話を聞きましたが、フタを開けたら1級修了より2級のままで実務経験を1年以上積んで基礎研修を受けたほうがラクということがわかりました。
それにしても、同じ2級修了者でも実務経験が1年あるかないかで、200時間もの大きな免除時間の差が付くとは! いずれ介護の仕事に就こうと思っている方は、本格的に就労できなくても、今のうちにヘルパー2級を修了してヘルパー経験を1年、積んでおいたほうがいいかもしれません。介護福祉士受験資格(3年以上の実務経験)から推量するに、訪問介護のホームヘルパーとして1日1時間でも、1年間働けば、1年以上の実務経験と認定されるはずです。考えてみてはいかが?
※1年以上の実務経験として認定されるのは、実際に働いた就労日数(有給休暇等はのぞいた実稼働日数)180日以上、介護事業者などでの就労期間(実際に在籍した期間)365日以上となります。(2006年5月30日追記)
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