介護・福祉業界で働く・転職する/介護・福祉業界の仕事

有料老人ホームってどんな職場?(2ページ目)

介護の職場と、そこで働く職種、その仕事内容、採用について紹介するシリーズ。今回は有料老人ホームです。

執筆者:宮下 公美子

どんな職種?

有料老人ホームで働いている職種とその仕事は……

●介護職員
【仕事】 食事、入浴、排泄など日常生活の介助、レクリエーションの企画や運営話し相手などをになう。「健康型」ホームなどでは、入居者の希望に応じて外出の付き添いなどを行うこともある。

【勤務】 多くは早番(7:00頃~16:00頃)、日勤(9:00頃~18:00頃)、遅番(10:30頃~19:30頃)の3交替制で、夜勤(16:30頃~翌9:30頃)もある。夜勤は月4~6回。勤務体制は4週8休が多い。

【採用】 有料老人ホームが急激に増え、超売り手市場となっており、無資格OKの求人も増えてきた。しかし正職員希望であれば、やはりホームヘルパー2級 修了、できれば介護福祉士 有資格が望ましい。

スーツ
「健康型」ホームのフロントスタッフなどは、スーツで勤務、という場合もある
また、高級な有料老人ホームでは、元ホテルマンなど、ホスピタリティ(もてなしの心)を重視した採用を行っているところもある。

●生活相談員
【仕事】 入居希望者、その家族へのホームの説明、入居受け入れ業務や、入居後の様々な相談をになう。しかし、ホームによっては、ケアマネジャーや病院等に入居希望者の紹介を求めて営業活動を行う職種と位置づけているところもある。また、介護保険の請求業務などの事務処理作業のほか、備品の管理などホームで発生する様々な雑用も担当するところもある。仕事内容については、求職活動の際、必ず確認が必要である。

【勤務】 介護職員の日勤帯と同じ時間帯が多い。休みは4週8休が標準。

【採用】 社会福祉主事(任用資格)または社会福祉士有資格の求人が多い。しかし制度上は生活相談員に資格要件はないため、求人の際も資格要件を付けていないホームもある。

>>>次は【どんな職種?】 ●看護職員●その他の職種  
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