就職環境は?
ケアマネジャーの就職環境は、資格ができて時から今に至るまで、圧倒的な売り手市場です。ケアマネ試験の合格者数は平成18年度までの累計(1~9回)で40万人を突破しましたが、実務に就かない潜在ケアマネが圧倒的に多いようです。
このため、特に在宅介護の介護サービス計画(ケアプラン)作成を担う居宅介護支援事業所では、慢性的に求人難。年齢が高くても、経験が浅くても、他の職種に比べると就職はしやすい環境にあります。
給与水準は、全国社会福祉協議会による平成18年4~9月の統計によると、20万5602円。介護職や相談員の給与は16~18万円ですから、給与水準は少し高めです。しかし、仕事の難しさ、責任の重さ、密度の濃さを考えると、とても十分な額とは言えませんが……。
主な仕事内容は、もちろん、介護サービス計画の作成ですが、多くのケアマネジャーは書かなくてはならない書類の多さに悩まされていると言います。事務処理に手を取られて、利用者の家を訪れて現状を把握したり、要望を聞いたりする訪問時間を削られてしまうわけです。
繁雑な事務処理を少しでも軽減しようと、居宅介護支援事業所では介護保険の請求業務など、事務処理を担当する介護保険事務担当者を置くところも増えてきています。が、小規模の事務所では事務処理の専任担当を置く余裕がなく、ケアマネジャーが自分で行うところも多いようです。そうしたことについては、面接などでどのような体制になっているか確認すると良いでしょう。
また、ケアマネジャーが複数いる事務所への就職を考えているなら、元介護職ばかり、あるいは元看護師ばかりの事務所よりは、元看護師、元介護職、元歯科衛生士など、さまざまな経歴のケアマネジャーのいる事務所を選ぶ方がベター。というのは、前歴によって盛り込むサービスが違い、バラエティに富んだケアプランが見られ、さまざまな視点からのアドバイスをもらえるからです。
元歯科衛生士は口腔ケアをケアプランに取り入れ、元看護師は訪問看護を上手に盛り込む。元介護職のケアマネジャーは、訪問介護事業所への指示も的確でしょう。自分と違う経験を積み、違う観点を持つ同僚たちと働くことはきっとプラスになるはずです。
そうしたことも含めて、面接では確認したいことをあらかじめまとめておき、納得いくまで質問しましょう。
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