文章:大石 淳子(All About「栄養士・管理栄養士の仕事」旧ガイド)
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「スポーツ栄養の仕事がしたい! 」でもご紹介しましたが、最近とても人気のスポーツ栄養学。実際、どんな現場があるのかご存知ですか? オリンピック選手のほか、大学生アスリートのために、大学の食堂やスポーツトレーニングセンターでも「栄養サポート」の取り組みがあります。2007年11月23日SNA主催の「スポーツ栄養学セミナー」が開催され、スポーツ栄養とかかわる栄養士・管理栄養士、コーチから、現場での活動について発表があったのでご紹介します。
オリンピック選手の栄養サポートとは?
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| スピードスケートナショナルチームの栄養サポートを行っている、管理栄養士の柳沢香絵さん。 |
日本スケート連盟科学スタッフの管理栄養士、柳沢香絵さんからは、前回のトリノおよび2010年冬季オリンピックバンクーバーへ向けた、スピードスケート部門の栄養サポート活動について。
■2006年トリノトリノでの栄養サポートの目的は、オリンピック前や期間中に、選手のコンディショニングを良好に維持すること。オリンピック前の合宿に帯同し、個別に食事アドバイスをしたり、海外遠征での食事調整のポイント、トリノの食環境についてのセミナーなどを行ったそうです。またオリンピック開催中は選手に提供される食事をチェックし、栄養をコントロールするため食事内容に対してリクエストを出したそうです。
■2010年バンクーバーバンクーバーに向けては、コーチから「選手自身が自分の身体と食事、栄養補給との関係を知り、自分の身体の状態から適切な食事、栄養補給ができるようになることを目指す」という要望が。サポートとして、選手に自分の身体がどうあってほしいか、体重・体脂肪率などの目標を自ら設定させ、食事と身体の関係を学ぶセミナー、個別栄養相談を行っています。
個別の栄養相談では食事調査をしたり、身体計測、皮脂厚を測定し部位別の脂肪を把握するなど、詳細なデータを用いた対応。選手の練習を見て、どのような活動をしているかチェックして活動強度の把握をし、食事内容との比較をしています。
冬季種目であるスピードスケートは寒冷地、高地、乾燥などの環境で行われます。その環境下において、選手の生理的な変化に対応するにはどんな栄養サポートをしていくべきかが課題になります。今後は、よりデータを生かし、科学的根拠にもとづいた個別対応のサポートを行っていくそうです。
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