コンサルタントの仕事

更新日:2006年09月22日

キーワードは、下流から上流へ

下流から上流へ。SIerがコンサルティングビジネスに力をいれている理由は?

SIerのコンサルティングビジネスへの取り組み

SIerがコンサルティング会社を買収するケースも、かなり前から顕著で、旧会計事務所系のいくつかのファームが大手SIerに買収されてしまいました。

この背景には、エンロン事件以降に、監査法人のコンサルティング部門が同じ組織で監査とコンサルティングを同時にできなくなったため、コンサルティング部門を独立させるか、もしくは売りに出した、という流れがあります。

いくつかのコンサルティング会社があらたに誕生し(名前を変えて)スタートしましたが、最後はSIerと提携するという事例が結局3つに及びました。

もっとも有名なのが、IBMによるプライスウォーターハウスクーパーズの買収でしょう。その後も買収が相次いだので、ここでいったんまとめてみようと思います。

SIerとコンサルティング会社との連携

IBM+IBMビジネスコンサルティングサービス
(旧プライスウォーターハウスクーパースを買収して誕生)

NEC+アビームコンサルティング
(アビームはグローバルのデロイトグループから離れてNECと資本提携)

NTTデータ+ザカティーコンサルティング
(旧キャップジェミニをNTTが買収)

日立製作所+日立コンサルティング
(日立が「エクサージュ」としてコンサルティング部門を独自に設立。)

日本ユニシス+ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ
(もともとNovel傘下にあったものを、日本ユニシスが買収)

参考)逆の事例
EDS- ATカーニー
長らくEDS傘下にあったATカーニーがMBOにより独立

さて、SIerがコンサルティング会社をほしがる理由はどこにあるのでしょうか?
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大石 哲之

経営コンサルタント、著述家。アクセンチュア戦略コンサルタントを経て起業。「3分でわかるロジカルシンキ…

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