コンサルタントで働く/コンサルタントの転職ノウハウ

4月入社はギリギリ?転職リードタイム

来年4月入社で転職をかんがえているのですが・・・それって危険信号ですよ。転職リードタイムについて

執筆者:大石 哲之

4月入社をかんがえているのですが……?

新卒の話がつづいたので、今回は若手向けのコンサル転職のお話です。

年明から1~2月が転職希望者がもっとも多い時期だということはしっていますか?理由はご想像のとおりでしょう。多くの企業が期の入れ替わりになるであろう、4月1日に気持ちよく転職をしたいということです。

ちょうどいまぐらいの時期から、転職希望者が増えてきて、私も相談にのることが多くなっています。

「できれば4月1日入社が希望なんです」ということを良く聞きます。ですが、「2月ごろから開始して、すぐに決めたい」ということを言っているのです。

ちょっと現実離れしています。初めての転職で現実感をしらないのかもしれません。

そのスケジュールでは絶対間に合いません!!!!

とアドバイスしています。

転職にはかなりの時間がかかるもの。自分だけの問題ではなく、面接する相手の企業の都合もあります。ンサルティングにいきたい場合、実際は、長い人で半年前から、短いひとで3ヶ月くらいのリードタイムを持って転職活動に当たるべきです。

来年4月入社を確実にするには、12月頭には書類選考を受けるべく書類を出しておかないと、余裕をもった活動はできないと思います。

見落としがちなのが退社申し出日から、退社までのリードタイム

転職のスケジューリングにあたって、見落としがちなのが、退社までのリードタイムです。

仮に4月1日に新しい会社に移るとして、3月に入ってから「辞めます」と申し出でたとしても、3月末にすんなり辞められる人はごく一部でしょう。多くの会社では、「辞意を申し出るには●ヶ月前に」といった内規があるはずで、それほど急には辞められないのが普通です。

コンサルに転職される方は、現職でも責任のある仕事につかれていることがほとんどかと思いますので、引継ぎなども含めて、2ヶ月くらい、長いひとでは3ヶ月を要するものです。
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