コンサルタントで働く/コンサルタントの仕事

どの役職での転職が可能か見極めよう 理解したい!役職と必要スキル

採用案内でよく見かける「アナリスト募集」「シニアコンサルタント募集」等々。いったいこれらの役職は何を指し、どういったスキルが必要で、具体的にどういった仕事をするのでしょうか。

執筆者:大石 哲之


■コンサルタントの役職と役割


コンサルタント関連の書籍や記事を読むと、連発されるのが、「マネージャー」「パートナー」といった役職です。この記事でも未解説のままつかってきましたが、それぞれの役職がどのくらい偉くて、どのような役割をになっていてっているのか、イメージできてない方もいらっしゃると思います。お馴染みの「係長」「課長」「部長」というとはかけ離れてますから、なかなか理解しづらいですよね。

そうした方のために、数回にわたって、コンサルタントの役職と、役割について解説したいと思います。転職される方にとっては有効だとおもいます。自分は、どのポジションでの採用を狙うのか。またどういったスキルが必要で、何をもとめられるのか、ということについて基本を理解してください。

まずは、コンサルティング会社の役職についての基本的なチャートです。

アナリスト
→コンサルタント
→マネージャー
→シニアマネージャー
→パートナー


重要なのは、これは、コンサルタントのスキルレベルをあらわしたものだということです。いわば資格みたいなものと考えてもらって結構です。
一般の組織では、「課」に「課長」は原則一人だけです。(代理とかいろいろあるので・・ここらへんがいかにも日本的ですが)
どんなに能力があっても、「長」のポジションが空いていなければ昇進できません。課が全員課長ではこまるわけです。
コンサルタントの場合は、違います。一定の能力がみとめられれば、全員マネージャーなりに昇進できます。むしろ、採用したひとすべてがマネージャーに昇進してもらえれば、採用の大成功といえます。
昇進は、ポジションを巡る足の引っ張り合いではなく、自己の能力との格闘です。自己の研鑽で昇進が決まる「絶対評価」の世界です。

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