海外で働く・転職する/海外での仕事・働き方

海外で買付け 未経験からのスタート

雑貨好きな人なら一度はあこがれるショップオーナー。自ら海外で仕入れた商品を販売するショップを運営する女性オーナーが語る未経験からの挑戦。

執筆者:柏木 梨花


雑貨輸入販売
アジア雑貨ありんの島内光美さん

雑貨好きな人なら一度はあこがれるショップオーナー。
海外の素敵な商品を輸入して日本で販売できたら楽しそう、と一度は思ったことがないでしょうか?

今回は、自らアジアで仕入れた雑貨をネットで販売するセレクトショップ「アジア雑貨ありん」を運営する島内さんにインタビューをしました。

未経験からの出発

島内さんは独立前は地質調査・建設コンサルタントをする企業で働かれていました。
海外との接点や外国語を使う機会はまったくない環境だったそう。
そんな島内さんが、海外に飛び出し、未経験の世界で自己流で仕入れを行い、いまや固定ファンをももつショップのオーナーになるまでのいきさつや、海外との交渉の秘訣を伺いました。

ガイド:
お店を始めようと思われたきっかけは何ですか?

島内さん:
子供の頃からとにかく雑貨好きでした。子供の頃はグリコのおまけにはじまって、かわいいシールやレターセットをお小遣いを貯めては買い集めていましたね。すっかり大人になった今でも、ちょっとかわいいシールを見るとつい衝動買いするほどです。
アジアン雑貨にこだわったのは、初めて行ったタイで、素朴だけど繊細なつくりの雑貨にすっかり魅了されてしまい、買い集めていました。そのうち、友人知人から「私にもこんなの買ってきてよ!」などと言われ、そのまた友人知人、その家族の方からも依頼されるようになってきて、その方々から「ちゃんと雑貨屋を本格的に始めたほうがいいよ」と言われたのがきっかけです。

ガイド:
レターセット!私も子供の頃買いました。大して手紙を書くわけでもないのに、かわいいものを見ると欲しくなってしまうものですよね。
「好き」がきっかけではじめられたとのことですが、いざ独立となると勇気がいったのではないでしょうか?どんな準備をされましたか?

島内さん:
勇気ですか・・・
それはもう沢山の勇気が必要でした。
起業する勇気と海外でビジネスする勇気。
もちろん今でも「絶対に失敗したくない」って思ってやっています。

準備ときかれると、特にしていないなーと思っていたのですが、始める半年ほど前に北九州市立男女共同参画センターが開催した『女性起業家支援塾』というのに参加しました。そこで起業のためのノウハウや起業後の運営方法などを学びました。

ガイド:
きちんとした土台を固められたのですね。

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