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海外就職役立つ資格(3) TOEIC TOEICを活かせ!海外就職編

就職時や、社内での昇進の基準に使われることもあるTOEIC。そんな日本ではかなり有名なTOEICも、実は海外に行くと「はぁ?」という感じで理解されないことがよくあります。さぁ、どうやってスコアを活かす?

執筆者:須子 はるか

TOEICほどビジネスパーソンに知られている英語検定試験はありません。しかし、海外で「TOEIC」という単語を聞くことはほぼゼロ。ここのところを理解しておかないと、せっかくのスコアも有効に活かすことができません。

すでにTOEICに挑戦されている方もされていない方も必読!


TOEICって?
海外就職にはこう役立てる!
TOEICスコアを出すときのコツ
TOEICはこう勉強するべし


TOEICって?

TOEICって?
TOEICとは Test of English for International Communication の略称で、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストであり、世界約60ヶ国で実施されています。日本では、企業の中でのキャリアアップの基準に使われたり、ビジネス英語の習得度を見るために使われる試験です。

企業・官公庁・学校等では2002年度に約2,200団体が採用。企業では自己啓発や英語研修の効果測定、新入社員の英語能力測定などといった目的の他、海外出張や駐在の基準、昇進・昇格の要件としても利用されています。


海外就職にはこう役立てる!

日本ではかなり有名なTOEICも、実は海外に行くと「はぁ?」という感じで理解されないことがかなりあります。例えて言うならば「日本語検定3級です」といわれてもどれくらいすごいものなのかわからない、という状況。

したがって、注意したい一点目は、直に現地企業に応募をする場合には、「TOEIC」という言葉が通じない可能性があるということを頭に入れてください。必要であれば、TOEICスコアについての注釈を簡単に入れるなど説明が必要でしょう。

また、日本法人を通して海外で働く場合には、TOEICでのハイスコアは強い武器になります。というより、必須条件と言ってもよいでしょう。

【外資系→海外転勤】を目指すのであれば、目安として800点以上は欲しいところ。日本にいる間でさえ、英語が公用語になっていたりする場合もありますので、スコアとともに現場でのコミュニケーションスキルも求められてきます。

さて、この必須スコアを紙の上でどうやって伝えるか、ここにちょっとした秘訣があります。同じスコアでも見せ方によってこんなに違う!
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