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転職コンサルタントが語る「転職の現実」Vol.1 採用される人

企業の採用に精通し、多くの転職成功者を見ている転職コンサルタント。外資系・語学系に強い人材紹介会社に最近の求人状況と、企業が求めている人物像をききました。転職のエキスパートが語る転職現場。

執筆者:柏木 梨花


外資系、語学系の仕事に強い人材紹介会社12社に、最近の転職市場概況と企業が欲しがる人物像を教えてもらいました。


エキスパートからみた最近の転職市場概況
求人が増えている業界・職種、企業の採用姿勢

どの紹介会社も声を揃えて言うのは、「求人数は増えているけれども、採用基準は依然厳しい。」長期スパンで本当に良い人を採用するという企業が多いようです。また、業界・実務経験が豊富な即戦力となるスペシャリストを求めるケースと、経験は浅くてもポテンシャルを感じさせる25歳位までのいわゆる第二新卒を求めるケースの二極化が進んでいるとも。各業界・職種の求人状況は、それぞれの分野を得意とする紹介会社のコンサルタントの声をチェック。


企業にとって価値ある人材とは?

ほぼ全てのコンサルタントがあげたのが「コミュニケーション力」「積極性」
営業職、事務系など職種に関わらず、ここが評価のわかれ道となるようです。スペシャリスト採用の場合は、当然のことながら業界経験・実務経験が重視されますが、それだけでは厳しいという現実も。コミュニケーション力、積極性は勉強して身につくものではないので、日ごろから「相手のことを理解する」「自分に求められていることを察知して行動する」など意識するといいですね。
また30代前半を過ぎると、自分が経験してきたことと応募する企業・職種の、業界なり職種なりで何らかの関連性がないと厳しいのが現実。ということは、20代、遅くても30代前半までに方向性を決め、キャリアを積んでいくことが将来の選択肢を広げることにもなります。
「コミュニケーション力といわれても、自分は大丈夫かしら?」「方向性を決めると言っても、自分の経験は何に活かせるのだろう?」など、自分ひとりではわからないこともたくさんあります。プロが客観的に、そして親身になって相談にのってくれる人材紹介会社を利用するのは有効な手段といえるでしょう。


語学系・外資系に強い人材紹介会社12社!コンサルタントの生の声はこちら

1社に10年以上勤務はマイナス?:ウォールストリートアソシエイツ
海外勤務を考えている人は・・・:ジェイエイシージャパン
企業の社風に合うかどうかも大切なポイント:マンパワージャパン
地頭(じあたま)がいい人とは?:ディスコキャリアコンサルタンツ
情報だけに惑わされてはダメ:アージス・ジャパン
ストーリーを上手に作れる人:キャプラン
職種問わずコミュニケーション力は重要:ヒューマンリソシア
企業に評価される人物は会った瞬間にわかります:ブライトキャリア
求人数は増加、採用率は減少:アヴァンティスタッフ
面接で退職理由をきかれたら・・・:アデコ
IT業界では売り手市場感あり:パナッシュ
経理・財務・会計分野でのキャリアアップの理想ステップ:ANJOインターナショナル


転職コンサルタントが語る「転職の現実」シリーズ
転職コンサルタントが語る「転職の現実」Vol.2 本当に転職してもいい?
転職コンサルタントが語る「転職の現実」Vol.3 書類選考を突破する職務経歴書
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