女性の転職/女性の再就職・職場復帰

専業主婦派? ワーキングマザー派?

10~50代の女性130人を対象に行ったアンケートで、自分の母親が働いていたか、専業主婦だったかにわけ、それぞれ母親についてどのように感じていたかを聞いた結果をご紹介します。

執筆者:川崎 あゆみ

あなたの母親は専業主婦でしたか? それとも仕事をしていらっしゃいましたか? そして、あなたはそのことに関してどのように感じていましたか? 昨年秋に実施した10~50代の女性130人を対象に行ったアンケート結果をもとに、「専業主婦」「仕事を持っていた」母親は、子どもの目にどのように映っていたのかについて見てみましょう。

あなたの母親は仕事を持っていましたか?

仕事を持っていた母親、専業主婦だった母親から受けた影響についてうかがいました。ご覧のように、専業主婦の母親から影響を受けたという人が全体の2割、仕事を持っていた母親から影響を受けたという人が全体の5割となっています。


では、子どの目に母親の姿はどのように映っていたのか、回答を見てみましょう。

専業主婦の母親に肯定的

どんな時もいつも家にいてくれるお母さんの存在は、子どもにとって何よりの安心感を与えます。
  • 子供のころは何とも思っていなかったけれど、自分が家庭を持った今、思いだしてみるといつも家の中がきれいに片付いていたことを、凄いと思う
  • 家にいるのが当たり前だと思っていた(複数)
  • 家にいながら忙しそうだなと思っていた
  • 学校から帰宅すると、いつも家にいてくれて安心だった(複数)
  • 子供を育てることに命をかけていた。子供が生き甲斐のように感じていた
  • 主婦業を明るくこなしていた
  • 料理が全部手作りだった
  • 家のことをすべて1人で完璧にやっていて、すごいと思っていた

専業主婦の母親に否定的

子育て、掃除、料理と家事をきっちりこなす母親の姿を見て、自分も「母のように」と考える人は少なくありません。
  • 経済的に自立していないということは、大変そうだなと思っていた
  • 社会性があまりないと感じていた
  • 化粧っ気がなく日々の生活に追われていた
  • 学歴もチャンスもあったのに、なぜ家庭に収まったのだろうと思っていた
  • 自分の人生に満足しているのだろうかと思っていた
  • 消費するばかりで後ろめたさは感じないのか疑問だった
  • 人に養ってもらう生き方は嫌
  • おしゃべりばかり
  • 暇そう、毎日が単調そう
  • 世界が狭い
  • 選択肢が少ない
  • 社会的に弱い
少し予想はしていましたが、否定的な意見の中には、非常に厳しいものがありますね。でも、これが子どもから見た母親の姿であること、さらに親の姿が子どもの将来の生き方にも影響するかもしれないということを考えると、ちょっとドキリとします。

では、次に仕事を持っている母親は、どのように映っていたかをご紹介します。
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