文章:泉 まつお(All About「女性のキャリア」旧ガイド)
いろいろなことがあった2005年も終わりますね。あなたにとって、今年心に残ったひと言って何かありますか?
今回は、今年私が出会ったステキな女性が語った、ステキなひと言を集めてみました。ここにも、キャリアを考えるためのヒントがあるはずです。じんわり、味わってみてくださいね。
「とにかく目の前のことに一生懸命になってみる」
何度転職しても満足できなかったAさんが、そろそろ年齢的にも安易な転職ができなくなったときに気づいたこと。
それから3年。30歳を迎えた彼女は今、あるデザイン事務所で中心的存在になっています。
「あれもこれも欲張っても、絶対すべては手に入らない」
2人の子どもを育てながら仕事を続けるBさん。時短勤務で家事と子育て、仕事を両立する今は、欲張ってすべてに力を注ごうとすると、自分自身がパンクしてしまいそうになると言います。
だからこそ、今、一番大切なものを忘れずに、それ以外は、完璧でなくてもよしとする。人生においていろいろなステージがある女性にとっては、必要なことかもしれません。
「これだ!という仕事を見つけるのがちょっと遅かっただけ」
大学時代の一人旅で出会った看護師に話を聞き、看護の仕事を目指したいと思ったCさんは、大学を卒業後、1年間、アルバイトをしてお金を貯め、看護専門学校へ。同級生は皆、自分より年下ですが、やりたい仕事に向かって進んでいるからそんなことは気にならない。
Cさんの今の夢は、青年海外協力隊の一員として世界で活躍することです。
「文句を言うのは簡単。だって、文句には責任がないんですもの」
システム開発に関わるDさんの言葉。彼女は、自分がプロジェクトの1メンバーだったころ、リーダーの判断が納得できず、いつも文句を言っていたといいます。ところが、自分がリーダーになってみて、当時のリーダーの判断が正しかったことが理解できてきた。いかに自分が浅はかだったかを思い知ったと彼女は言います。
仕事は、立場が変われば見るべき目線も変わります。自分の目線だけで相手を攻撃したり、文句を言うことは、決して建設的なことではないのです。
「自分が真剣に取り組めば、仕事が楽しいものなんですね」
仕事が楽しいだなんてきれいごとだと思っていたEさんが、「お給料がよくてかっこよさそうだから」という理由で転職したその会社は、新人にもバンバン仕事を任せる会社。泣きながら深夜残業を繰り返す毎日に、「このプロジェクトが終わったら絶対に辞めてやる!」と心に決めていたと言います。
ところが、そのプロジェクトが終わったときに今までにない達成感を感じた彼女。お客さんからも「ありがとう。ここまでできたのは、あなたのおかげ」と言われ、はじめて仕事が楽しいってこういうことなんだと感じたのでした。
いま、ビジネスの世界は、本当の意味での実力主義の方向に向かっていると思います。
「本当の意味での実力主義」とは、その人の力に見合った仕事と収入が得られるということ。人を評価するのも人なのでそこに難しさは存在しますが、方向としてはそうしたいと考える企業が増えているように感じます。
だからこそ、私たちも自分のキャリアをしっかりと考える必要があるはず。
ステキな女性たちの言葉を参考に、あなたの2006年をゆっくりイメージしてみてはいかがでしょうか。
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