文章:泉 まつお(All About「女性のキャリア」旧ガイド)
現在、タレントとしてテレビ番組の司会やナレーション、バラエティー番組への出演など、様々なジャンルで活躍している魚住りえさんは、元アナウンサー。正社員とフリーランスというふたつの働き方を経験する彼女に、それぞれの働き方の良さや大変さを伺ってみました。
いつも息苦しさを感じていた正社員時代
それでも寝る間も惜しんで働いた
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プロフィール:魚住りえ(うおずみりえ)慶應義塾大学卒業後、アナウンサーとして日本テレビに入社し、報道からバラエティーまで様々な番組を担当する。2004年3月に同局を退職し、フリーのタレントに。テレビ東京『ソロモン流』のナレーションや関西テレビ『ぶったま!』の司会のほか、テレビCM、ラジオ、舞台など幅広く活躍する。
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ガイド・泉:本日は、フリーのタレントとして活躍する魚住りえさんに、仕事に対する考え方やスランプの脱出法などについてお話を伺いたいと思います。ではまず、局アナとしてお仕事をしていた頃のお話から。20代前半は、仕事に対してどんなふうに感じていましたか?
魚住さん:20代はとにかく仕事に明け暮れました。寝る間も惜しんで働いたといっていいでしょうね。でも、いつもどこかに息苦しさを感じていました。
泉:息苦しさ、ですか?
魚住さん:ええ。私は、実は怖がりで、コツコツとものごとを進めるタイプ。だから、自分で自分の規則を作ってやろうとするんです。ところが、局アナにはこうしてはダメという規制がたくさんあって、それが自分の規制と違うと、「私は自分でちゃんとやろうとしているのに」となってしまう。それが息苦しかったんです。
泉:では、フリーになることに迷いはなかったわけですか?
魚住さん:そんなことはないですよ。芸能界は厳しい世界ですから、苦労もあると思っていたし。でも、20代後半になって、「このまま会社員でいては、自分の良さ、培ってきたものが生かせないのでは?」と思うようになり、上から言われたことをやるのではなく、自発的にやりたいという気持ちが強くなったんです。
泉:そんな気持ちが強くなったことと、結婚のタイミングが重なった…。
魚住さん:そうですね。私の場合は、同じ局のアナウンサーと結婚したので、辞めざるをえなかったわけですけど。
傍からは結婚がフリーになるきっかけのように見えたものの、実はその前から、正社員としての働き続けることに疑問を持ち始めていた魚住さん。
次ページでは、フリーになった今について伺います。