文章:三輪 貴子(All About「女性の仕事カタログ」旧ガイド)
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| 【アパレル販売 ショプ店長】足立 千夏さん神戸市内にあるセレクトショップ「Charla cotorra」店長。販売歴9年。現在は、販売をはじめ、仕入れ、スタッフの教育など、店の運営を担当。笑いの絶えない接客に魅せられ、地方からもお客様が訪れる。 |
話 題 度 ★★☆☆☆
難 易 度 ★☆☆☆☆
かかる費用 ★☆☆☆☆
いつも綺麗な洋服を着て店頭に立つ。華やかなイメージがあるアパレル販売も、実は奥深くシビアな世界なのです。販売スタッフからスタートし、今は店長を務める女性に、波乱万丈の道のりについて伺いました。
「会社が倒産した!」 ~これまでの道のり~
アパレル業界の仕事は、店での販売、バイヤー(買い付け)、デザイン、卸など、とても幅が広いですね。そのなかでも、アパレル業界に入ってくる子たちは、バイヤーになりたいという子が多いようです。大きな会社では、ほとんどの場合、まずは販売からスタートすることになります。私はもともと販売が希望でしたので、アパレル業界に入ってから現在に至るまで、ずっと販売に携わってきました。販売をやりたいと思った理由は、お客さまが欲しいと思っているものや気持ちを、ダイレクトに感じることができるから。お客さまに喜んでもらえたとき、その反応が伝わってくると、やりがいを感じます。その気持ちは、販売をはじめて9年経った今も、変わっていません。
短大卒業後就職した会社(店舗で服飾の販売)は、約1年半勤めました。ある朝会社へ行くと、店長から「大変!会社が倒産した!」と聞かされまして・・・。(笑)驚きましたね。給料も未払いになり、裁判をおこす署名活動へ参加するなど、社会人1年半で、随分と鍛えられました。当時の上司(店長)に声をかけていただいて、別のアパレル会社へアルバイトとして入社をしました。「半年後には社員に・・・」というお話だったのですが、1年経っても1年半経ってもアルバイトのまま。新入社員がはいってきて、自分よりも経験のない人たちが、自分の上にたつことに疑問を感じていました。処遇について2年間会社と交渉を続けた結果、状況は変わらないようだったので、「辞められたらこまる」と引き止めていただきましたが、転職をきめました。今思えば、そのころは「社員」という響きや肩書きが欲しかったのだと思います。
神様が「今は休みなさい」と・・・ ~「挫折」と「転機」~
3つ目の会社では、店長の二番手にあたる「サブ」の役職につき、その後店長に。実はそのときはじめて、販売の仕事に疲れてしまったんですよ。店長になり、すべて仕事を自分で抱えてしまって。売り上げが下がれば、自分のやり方がだめなんだと、自分を追い詰めてしまったんですね。自信もなくして、もうつらいなぁ、と思っていたときに、3つ目の会社が、関西地区から撤退することになって・・・。東京を中心に展開している会社でしたので、結局その会社は退職することになりました。そのときは、ちょっと肩の荷が下りて、ほっとしたのを覚えています。
販売の仕事に疲れてすっかり自信もなくしてしまったので、3ヶ月間は自分の好きなことをしようと決めました。結局は、その後6ヶ月の間、友だちにあったり、自分の思うままに生活をしていたのですが、あのときはきっと、神様が、「いまは、休みなさい」と言ってくれていたんだと思います。6ヵ月後、「やっぱり、私には販売の仕事しかないな」と思い、とりあえず派遣へ登録。すぐに仕事を紹介してもらい、大阪の百貨店内にあるお店(テナント)で販売の仕事を始めました。仕事の責任が限られている派遣の仕事は、自分には向いていないなぁ、と思い、物足りなさを感じ始めた頃、なんと、派遣されていた会社1ヵ月半で撤退に。すごいですよね。1つ目の会社は倒産、2つ目の会社は関西地区撤退、そして4つ目の派遣先は完全撤退ですから・・・。(笑)
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