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| 年末年始、定額給付金詐欺や不審な訪問販売にはご用心! |
♪も~いくつ寝ると、お正月 ——「師走」とはよく言ったもので、今年も年の瀬まで数えるほどになりました。そして、12月12日、毎年恒例「今年の漢字」が発表され、2008年は「変」に決まりました。日本の首相や米国の大統領の交代といった政局がらみの「変化」や「変革」、また、ガソリン価格や株価の激しい「変動」など、政治や経済の動きに我々国民が大きく影響された年だったことが伺えます。
ただ今回、同じ「変」は「変」でも、総じて“後ろ向き”な変化(=振り回された)の意味合いが強いのが今年の特徴。来年は前向き、かつ、明るい変化(前進)が訪れることを期待したいものです。
(参考) 過去の「今年の漢字」
(出所) 日本漢字能力検定協会さて、足元の日常生活に話を戻すと、“変”な訪問販売に関する苦情が増えていることが明らかになりました。また、「定額給付金」の給付手続きを装った不審な電話も相次いだそうです。これから年末年始は世の中が物騒になりやすいだけに、いつも以上に注意が必要といえます。そこで、トラブルに巻き込まれないためにも、注意喚起に役立つ情報を集めてみました。
「光熱費が安くなります」…この言葉が消費者をまどわす
今回、訪問販売によるトラブルの対象となっているのが「電気温水器」です。エコロジー意識の高まりや、昨今の不景気による生活費抑制の動きから、我々消費者は「環境にやさしい」「光熱費が安くなる」といったセールストークにガードを緩める傾向があります。訪問販売業者は、そうした心の隙(すき)を巧みに突いて営業を展開し、50~60歳代を中心に電気温水器を売りつけていくのだそうです。
全国の生活消費センターに寄せられた「電気温水器の訪問販売」に関する相談件数は年々、増加しており、直近、2008年4月~9月末までで、すでに688件。前年度同期に比べて2倍近くのスピードで増加していることが分かりました。
電気温水器の訪問販売に関する相談件数(件)
(出所)独立行政法人 国民生活センターそして、国民生活センターの報道説明会資料(08年11月19日公表)によると、その平均契約金額は約127万円。100万~150万円未満が全体の49%を占め、次いで50万~100万円未満が23%、150万~200万円未満が17%となっています。「オール電化」の名のもと、電気温水器といっしょにIHクッキングヒーターなどの契約をさせられてしまうケースもあったそうで、抱き合わせ契約が被害額の増大につながっている側面が垣間見られます。
深刻化する地球温暖化への対応から、エコ家電が売れていると聞きます。環境負荷の低減に役立てようという自然保護への思いが原動力になっているわけです。こうした気持ちを悪用(便乗)した訪問販売は言語道断といわざるを得ません。