転職のノウハウ関連情報

更新日:2003年09月24日

本業に影響しないことが最低条件 サイドビジネスの基本8カ条

給与がアップするどころか、目減りしている現状からか、サイドビジネスを持ちたいと希望する人が増えているようです。でも、安易に始めると思わぬ失敗を招くこともあります。

文章:西村 吉郎(All About「転職のノウハウ」旧ガイド)

8月に「あなたの1票」で副業に関するアンケートを行いました。その結果は、過去に副業を持った経験がある人2割、今後副業を持ちたいと思っている人8割というものでした。本業の給与がアップするどころか、目減りしているのが現状ですから、何とかその分だけでもカバーしたいと考えているのでしょうか。中には、失業期間中になんとか収入を得たいということで、新しい勤め先とは別に、サイドビジネスを探している人もいるのかもしれません。

いざその気になって、ネットや雑誌でサイドビジネスに関する情報を探ってみると、いくらでも情報を集めることができます。しかも、体力もいらない、自宅でも簡単に始められる、元手はゼロ、月に○万円以上の収入を約束などと、その気にさせられてしまいそうなキャッチフレーズのオンパレードです。

しかし、あまた紹介されているサイドビジネスの中には、法律に抵触する可能性のあるものや、果たして謳われているように簡単に、元でもなしに収入が得られるようになるのかどうか、いかがわしく思えるものも少なくありません。安易な気持ちで始めたサイドビジネスで、痛い目にあったという人も少なくないのが現実です。

ただ、個々のサイドビジネスの信憑性についてはウンヌンできませんので、ここでは、本業との関わりの点から、サイドビジネスを始めるにあたっての留意点を考えてみました。


第1条 目的を明確にする
サイドビジネスを始める目的は、大きく3つのタイプに分けることができます。1つは、「家計補填型」です。つい最近も、サラリーマンの平均年収が対前年比で下がったとTVのニュースが伝えていました(元データの名を聞き漏らしました)が、本業の収入が減っても生活水準を落としたくないということで、サイドビジネスを始めるというのはこのパターンです。

2つ目は、「生き甲斐探求型」です。本業にやりがいを見いだせないからとか、別の楽しみを持ちたいからといった理由で始める場合がこれにあたります。3つ目は、「未来先取り型」。これは、将来独立して始めたいビジネス、あるいは転職して就きたい仕事があって、とりあえずはサイドビジネスとしてとりかかるというものです。

どんなタイプに属するのでもいいのですが、サイドビジネスをすることの目的を明確することから始めましょう。とくに、家計補填型の場合、「あと○万円あったら」程度の気持ちで始めると長続きしないといわれます。クルマを買い換えたいからとか、将来家を購入するためになど、より具体的な目標を持つことが肝心です。

第2条 収入の高望みをしない
サイドビジネスで得る収入は、あくまでも副収入です。中には、「短期間で高収入」のキャッチフレーズにひかれて始める人もいますが、お金を稼ぐことだけを目的にすると失敗します。地道に、月数万円を得ることから始めて、その積み重ねで少しずつ収入を増やしていく。そんな気持ちで取り組むことが結果的に成功につながります。

第3条 収入よりも仕事内容で選ぶ
サイドビジネスは、それほど知識や熟練を要しない、比較的簡単なものを選ぶようにすべきです。収入を得られるようになるまでに一定の訓練が必要だったり、道具を必要とするものなどは、取りかかるまでが大変で、結局持ち出しの方が大きくて赤字のまま失敗することもあります。

それと同時に、自分が興味を持てる分野であることも欠かせません。収入がいいからというだけで仕事選びすると、苦痛なだけで長続きしません。初めから短期間だけやると決めているのであればそれもいいかもしれませんが、長く続けたければ、興味があって、楽しんでやれる仕事を選ぶことです。

(執筆者:高野 秀敏)

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小松 俊明

ヘッドハンターとして、グローバル企業の管理職採用に携わる。ビジネスマンの働き方、キャリアや転職、自己…

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