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経験年数別に見た中途採用者初任賃金 経験はどこまで給与に反映する?

求人情報では、「経験・能力を考慮し当社規定により優遇」といった表記をよく目にします。では、この経験は具体的にどう給与に反映するのでしょか。

執筆者:西村 吉郎


賃金決定でもっとも重視されるのは経験年数

 中途採用者の賃金を決定する要素には年齢、、勤続年数、学歴、能力、前職の給与、保有資格などがあります。学歴は仕事をこなす基礎能力、前職の給与は能力を反映したもの、また保有資格は仕事に直接生かせるスキルとしてとらえれば、年齢と能力の2つに大別されるといっていいでしょう。
                  (以下、本文は次ページに続く)


[DATA1] 職種別・経験年数別賃金(年齢計)
     [1年未満を基準とした場合のアップ(ダウン)率%]


*看護婦・看護士は、「1年未満」の数値がないため「1~4年」を基準に「5年以上の数値を割り出している。

●このデータは、東京都が実施した「中途採用者の初任賃金」をもとに作成。
この調査は、1999年8月から9月末までに都内公共職業安定所の紹介により就職した人を対象としたもの。
●賃金は就職時に就業規則などで定められた1カ月の所定内給与(物価手当、地域手当、住宅手当などを含む)で、通勤手当、超過勤務手当などを除く。
●グラフに用いた数値はすべて、四分位数による中位数。対象者のちょうど中間に位置する人の値で、平均値ではない。
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