転職活動の応募のコツ

更新日:2001年08月02日

超ベーシック版 応募書類の書き方Q&A(前編)

「履歴書や職務経歴書はどう書くのか?」そんじょそこらのマニュアル本やサイトには書かれていないことを中心にまとめてあります。

履歴書を書くにあたって 用紙編



Q: マニュアル本などを見ると、履歴書はできるだけ詳しく書くようにと説明されていますが、なぜですか

A: 会社は、履歴書から応募者の基礎的な知識能力や経験内容を知るとともに、その人がふだんどんな生活を送っていて、仕事に対してどの程度の熱意を持っているか、どんなキャリを指向しているのかといった部分まで汲み取ろうとします。履歴書から得られる情報をもとにして、応募者がどういう人なんだろうとイメージをふくらませていくわけです。

いい履歴書は、応募者のイメージが自然に浮かび上がってくるような、豊富な情報が盛り込まれた履歴書であるといわれます。ですから、イメージ作りに役立つような情報はできる限り多く盛り込むべきなのです。

履歴書や職務経歴書をもとに書類選考を行い、面接に呼ぶかどうかを決める会社も少なくありません。面接で直接説明すればいいなどと考えてせっかくの材料を提示しないのは、せっかくのチャンスを捨てるようなものといえるでしょう。

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Q: 履歴書には、いくつか用紙のサイズがあるようです。どちらを使えばいですか? また、履歴書を自作するにはどうすればいいですか?

A: 履歴書といえば、その昔は、美濃紙に毛筆でしたためるものだったそうですが、今日ではあらかじめ印刷された市販の用紙を使用することが当たり前になっています。その市販の履歴書でも、従来からある2つ折りにしてB5版サイズになるものに加えて、数年前から、2つ折りにするとA4版サイズになる履歴書が販売されています。

この、A4版の登場は、職務経歴書にはA4サイズの用紙を使用するのが一般的で、国際的にもA版サイズが共通だといったことが理由で、かならずしも企業のニーズが増えてきたからということではないようですから、応募先から特別に指定されない限り、従来からのB版サイズでもA版サイズでもどちらを使用してもかまいません。ただ、中にはメーカーや型番まで指定している場合もありますので、そのときはその指示に従うのは当然です。

市販品は、いずれのフォームも必要以上のプライバシー提示を求められたりすることがないよう、内容等について審査され、JIS規格品として販売されています。その安心感と、必要なところを書き込めばすむ便利さから利用されているわけですが、市販品を使用しなければならない決まりはどこにもありませんので、氏名、住所、学歴、職歴等必要な事項が網羅されていれば、オリジナルなものを作成して提出してもかまいません。

ただし、文書保存の都合上、一定のサイズの用紙を使用するのが好ましいとか、フォームが統一されているほうが比較検討する場合に見やすいとする人事担当者も少なくありません。特別に伝えたいことがあるとか、会社の柔軟性を試したいという目的があるなら自作の履歴書を提出するのもいいでしょうが、必然性がないのであれば、没個性に徹するのも一つのあり方ではないでしょうか。

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Q: 履歴書用紙を買ったところ、「転職者用履歴書」というものがありました。転職にはこれを使わなければいけませんか?

A: 転職者用履歴書は、それ以外の履歴書は違い、退職理由や志望動機、いまの(前の)会社での給与や希望する給与、希望の勤務地、希望する職種など転職する場合に特有の事情や希望を記入する欄が設けられている点が特徴です。面接でのやりとりで聞かれることも、前もって希望として伝えておくことができますので、それ以外の履歴書を利用するよりは便利に使えると思います。

だからといって、転職者だからこの転職者用履歴書を使わなければならないということではありません。自分自身にとってこれは使いやすそうだなと思える履歴書を買い求めればいいのではないでしょうか。

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Q: 数年前に転職したときの履歴書が手元に残っています。これを使用してもいいですか?

A: 市販の履歴書用紙は、時代の変化に合わせて徐々に変わっています。そのため、古い規格に沿って作られた履歴書は最新のもととは細部で異なる部分もあるようです。

最近とくに大きく変わったのは、印鑑欄がなくなったことです。もし、手元にある履歴書用紙に印鑑を押すよう指定された欄があるなら相当古い用紙ということになります。印鑑欄がある用紙を使っていけないということはないと思いますが、すでに店頭からはなくなっているはずですから、鋭い人事担当者なら、「身近なもので済ませたな」とそのイージーさを嫌うということもあるかもしれません。少しでもマイナスになることが心配なら、新たに買い求めることをおすすめします

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Q: まとめて数社に応募したいのですが、コピーした履歴書でもいいですか?

A: コピーした履歴書ほど嫌われるものはありません。掛け持ちで応募していることがミエミエですし、ほとんどの会社で、非常識で誠意のかけらも感じられないと不合格になってしまうことでしょう。

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次ページでは、筆記用具のQ&Aをご紹介しています。

(執筆者:高野 秀敏)

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小松 俊明

ヘッドハンターとして、グローバル企業の管理職採用に携わる。ビジネスマンの働き方、キャリアや転職、自己…

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