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「家賃並みの返済」って、どれくらいの返済(額)なのでしょうか?
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大晦日も間近かの12月29日午後6時、ガイドのところへ1本の電話相談が入りました。「10年前に住宅金融公庫から2.8%の金利で借りたのですが、来年(2010年)には4.0%になり、毎月2万円強の返済増になります。どうしたらいいのでしょう。借り換えたほうがいいでしょうか?」—— 11年目から金利が上がる公庫の「二段階金利制度」によって、返済額アップに困っている人からの電話でした。
貸し手の説明不足なのか、それとも、借り手の理解不足なのか……。
今となっては因果関係は不明ですが、返済に行き詰まり困窮している人が増えているのは間違いのない事実です。長引く低金利のおかげで「家賃並みの返済」というキャッチフレーズが定着し、「同じ支出額なら賃貸より分譲のほうが得」といった思考回路で、次々と住宅購入に踏み切ったことが遠因にと考えられます。
ところで、「家賃並みの返済」って、どれくらいの返済(額)なのでしょうか?
同じ毎月負担額でも、返済期間や融資金利によって借入可能額は異なってきます。そこで、「毎月返済額」×「金利」別の借入可能額を一覧にしてみました。これまでのような経済成長が期待できないわが国において、所得は伸び悩み、年金不安を払しょくすることは容易でありません。多額の借金(住宅ローン)をするということは、それなりの“覚悟”が求められる時代なのです。
新規借り入れ、あるいは、借り換え検討中の人も含め、家賃との単純比較だけで資金計画を立てず、融資金利や返済期間にも目配せした返済プランを心がけてください。
(注意)実際の借り入れ可能額は年収(返済負担率)による制限も受けるため、記載金額を満額、借りられない場合もあります。1つの目安とお考えください。「毎月返済額」×「金利」別の借入可能額一覧表
25年元利均等返済の場合の借入可能額 (単位:万円)
毎月8万円の返済が可能な人が、金利2%、25年返済で借り入れしようとすると、上表より融資可能額は1880万円となります。
35年元利均等返済の場合の借入可能額 (単位:万円)