社会人の大学・大学院/社会人の進学・学生生活事例

美容師大学院生の挑戦!女性とまちを元気に

美容師資格を持ち、現在同志社大学大学院でソーシャル・イノベーションを研究する女性が、京都の伝統家屋「町家」で女性とまちを元気にするプロジェクトに挑む!

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド

・2008年6月10日・17日オトコのハンドケア講座の詳細はこちら

町家と連動した「まちを元気にするプロジェクト」

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町家deネイル講座を企画、講師をつとめる三田果菜さん。美容師資格を持つ現役大学院生
京都の築80年になる京町家(伝統家屋)でお茶菓子を楽しみながら、ネイルを学べる講座があります。この企画をしたのは、 target=_blank>同志社大学大学大学院総合政策科学研究科ソーシャル・イノベーション研究コース博士前期課程2年生の三田果菜(さんだ・かな)さん。フリーでスキンケアやネイルなどの講演・出張ネイル等美容の仕事をこなす大学院生です。今回はこの三田さんの挑戦をご紹介します。


西島)三田さんは美容師をフリーでなさっていますが、なぜ今、大学院で学んでいるのですか?

三田果菜さん 以下、三田)子供の頃興味は無かったものの、理美容関係の仕事をする両親から「いざという時に備え、念の為に免許を取りなさい」と言われ、高校1年生から3年生まで通信教育で理容科に、大学2年生から4年生まで美容科に通い、美容師免許を取得しました。

大学3年生の冬、人の笑顔を見る事とマネージメントが好きだった私は「人をキレイにして笑顔が見れる美容系経営者になりたい」と思い、就職活動をしませんでした。 4年生になり、一体どういうお店が創りたいのか?と具体的に考えた時、「地域密着型で地域やひとの役に立てる様なお店にしたい。」と漠然と思いました。それと同時に、今の美容業界にはもっと社会の為に出来る事があるのではないだろうか?と考え始め、そんな時、今の大学院に出会いました。

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マニキュアを塗る基本やデザインアートをしっかり学べる~町家deネイル講座~
---美容と社会貢献を結びつけて、大学院で学ぶというのはおもしろいですね。

三田)もともと大学院に行くつもりはありませんでしたが、同志社大学大学大学院総合政策科学研究科ソーシャル・イノベーション研究コースの持つ、地域や社会を大切に思う特色と大学時代に出会った大学院の先生に魅力を感じ「広い視野を持ち、理論と実践を共に学んでみたい」と大学院への進学を決めました。

・なぜ町家を使ってネイル講座?同志社大学大学大学院総合政策科学研究科ソーシャル・イノベーション研究コースの試み→次のページへ
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