文章:志田 玲子(All About「よくわかる時事問題」旧ガイド)
イスラエル側は「人間を焼き尽くす兵器」を使用?!
中東のガザ地区の戦闘は、泥沼状態! 昨年12月27日、イスラエル軍による空爆攻撃で始まったガザ地区の戦闘は、地上戦にもつれ込み、エスカレートする一方。犠牲者の数は既に、1000人近くに上っています。国連の安全保障理事会は1月8日、「即時かつ永続的な停戦」を求める決議案を採択しましたが、イスラエルもパレスチナ側もこれを無視! 激しい交戦が続く中、イスラエルに至っては、「人間を焼き尽くす兵器」と恐れられる白リン弾を発射した模様で、出口の見えない残虐な戦いが、繰り広げられています。
極貧地区ガザの失業率は、なんと70~80%!
ところで、「ガザ地区」とは一体どんな地区? ガザ地区は、イスラエルとエジプトにはさまれたパレスチナの自治区。現在は、イスラム系過激派「ハマス」が支配しています。1967年に勃発した第3次中東戦争の際に、イスラエルがエジプトから占領した場所で、イスラエルは一旦撤退したものの、その後も、外側の境界線の管理を続行。ハマスとの間でたびたび、戦闘を繰り広げています。狭い地域に人口約150万人がひしめき合い、居住環境は劣悪。住んでいるパレスチナ人もとても貧しく、その失業率は、なんと70~80%! 仕事をもっている人の方が珍しい極貧状態……。現在、エジプトが調停に動き、イスラエルとハマスの両サイドと停戦協議を続けているほか、イギリスの前首相・ブレア氏も、国連などから中東和平の特使に任命され、和平交渉を展開しています。いずれにしても、悲惨な戦闘を停戦に導くためには、国際社会の一致団結が不可欠!と言えそうです。
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