裁判員として裁判所へ行く日数は、数日程度
もし、裁判員になったら、実際何日くらい裁判所へ行くことになる? 法廷で開かれる公判の審理日数は、事件により差がありますが、約7割の事件が3日以内、約2割が5日以内、約1割が5日超となる見込み。いずれにしても、数日間で済みそうです。
また、1日にかかる時間についても、事件ごとに異なりますが、法廷で裁判が行われる時間は、通常5時間程度。ただ、実際の拘束時間は、裁判員の負担なども考慮しつつ、その都度決めていくことになります。
交通費や日当の支払もあり!
一方、裁判員候補者や裁判員として裁判所に行った場合には、旅費(交通費)と日当が支払われます。また、裁判所が自宅から遠いなど宿泊が必要な場合には、宿泊料も裁判所が負担します。気になる日当の額は、
■裁判員候補者…… 1日8,000円以内
■裁判員…… 同1万円以内
たとえば、裁判員候補者の場合、選任手続が午前中だけで終わり、実際に裁判員に選任されなかったとしても、上記の半額程度が支払われる模様……。
「食わず嫌い」はタブー! トライしてみる価値はあり
裁判員制度を導入する目的は、国民がもつ健全な市民感覚を裁判に活かすこと。その先輩国、アメリカでは、似たような仕組みとして、陪審員制度が長らく根づいています。中には、通知が来ると「面倒くさくていやだな……」と眉をしかめる人もいるようですが、実際に体験すると、「やってよかった!」と印象が変わるケースも、多いようです。
私たち日本人としても、「食わず嫌い」は禁物。まずは、できる範囲で参加してみて、使い勝手の悪い部分は手直ししていく「トライ・アンド・エラー」の精神が必要!と、言えそう。同時に、裁判所には、とかくわかりにくいと批判されがちな裁判用語を、国民が理解しやすい言葉使いに改めていく努力を、大いに期待したいものです。