文章:志田 玲子(All About「よくわかる時事問題」旧ガイド)
徹夜組も! 5000人が銀座で大行列
9月13日、スウェーデンのアパレルブランドH&Mが銀座にオープン! 国内第1号店の開業には、開店前から徹夜組を含め5000人以上が行列。入場制限するほどの混雑ぶりで、前評判の高さを裏付けました。H&M銀座店は、旧ガスホールビル跡地に建った「GINZA gCUBE(ギンザ ジーキューブ)」の地下1階から3階に入店。人気スポット・銀座の一等地ながらも、店内はカジュアルな雰囲気です。商品も、クオリティを確保した上で値段はリーズナブルと、消費者にとっては嬉しい限り! 高級志向が定着した「銀座色」を塗り変える日も、そう遠くない?
最大の武器は、手頃な価格と高い利益率!
1947年、スウェーデンで創業したH&M(へネス・アンド・モーリッツ)は、日本を含め世界30カ国に約1600店を展開するグローバル企業。昨年11月期の売上高は約1.5兆円と、衣料品では世界第3位の規模を誇ります。その最大の武器は、値ごろ感のある価格設定と利益率の高さ。企画→生産→物流→販売までを一括管理することで効率化を徹底する一方、自社工場は持たずに人件費の安い中国などへ生産を委託。こうしたコストダウンの徹底により、3000~5000円のトップス・ジャケットといった魅力的な価格が実現するのです。また、1年間にデザインされる企画は数百点と、商品企画力も抜群! 新商品が次から次へと登場するのも納得……。今後も、原宿店(11月8日)、渋谷店(来年秋)と、東京都内の出店計画が目白押し。来年にかけ、「H&M旋風」が都心を席巻しそうです。