文章:石原 敬子(All About「よくわかる経済」旧ガイド)
ビジネス・経済の世界で2007年の話題といえば、外国企業による日本企業の実質買収が可能になる「三角合併の解禁」、日本郵政公社の「持株会社移行」、団塊の世代の大量退職を迎える「2007年問題」などが挙げられます。これらのスケジュールを踏まえ、2007年はどのような世の中になっていくのでしょうか?
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2007年を拓くマッシュ・アップ(1P目)企業の広報+口コミ=2007年の商品戦略(2P目)企業+企業=2007年のM&A(2P目)人+α=2007年の求められる人材(3P目)2007年を拓くマッシュ・アップ
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| 2007年の階段を上ってみると、そこにあるものは・・・? |
成長路線を取る安倍首相は、成熟しきって足踏みしているこの日本経済に対し、今後の10年間にわたって実質年率2.2%以上の経済成長をさせようと考えています。そのスタートを切った今、日本経済が発展するためには、新しい何かの誕生が必要なのではないでしょうか。
このところ耳にするようになった、マッシュ・アップが、まさに2007年の日本経済のキーワード。「Mashup」とは、もともとはヒップホップ系の音楽用語です。アーティストやDJがたくさんの曲を混ぜ合わせてリミックスしてしまうテクニックのことで、具体的には、A曲の演奏とB曲のボーカルを抜き出して、合わせて新しく作り上げたスタイルの楽曲を指します。日本の音楽界では、山下達郎が自身のアルバム「SONORITE」で実験的に導入したり、MTVの「TOYOTA MASH UP PROJECT」の番組企画で制作された、布袋寅泰とRIP SLYMEの「HOTEIvsRIPSLYME」の「BATTLE FUNKASTIC」が、よく知られています。音楽通でなくとも、J-WAVEの番組「GROOVE LINE」で、DJピストン西沢氏がよく使っているテクニックといえば、なじみのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
転じて、テクノロジーの世界ではWeb 2.0関連として、「複数の情報源から提供されるコンテンツを組み合わせて、ひとつのサービスのように利用できるウェブサイトやアプリケーション」の手法として広まってきています。単純に1+1=2、とするのではなく、足し合わせるもののさじ加減や注入されるアイデアによっては、新しいものが生まれるという手法のことです。
今では、マッシュ・アップといえば真っ先に地図データの利用が連想されるほど、GoogleのAPI(Application Program Interface:機能を呼び出す手順の決まりごと)が浸透してきています。
オンライン地図の上にデジタルの押しピンが置かれ、そこから情報を表示する吹き出しがポップアップするサイトを目にすることが多くなりました。スクロール地図を利用したサイト(特定の地域のショッピング情報、交通情報、不動産業者の物件地図、飲食店の情報マップ、写真と合わせたクチコミサイトなど)の活用によって、地図に対して新しい展開となったわけです。
このマッシュ・アップの波が、2007年の日本経済にも押し寄せるのではないかと思っているのです、そのワケは・・・?さっそく
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