社会ニュース/よくわかる政治

自民党の歴史《予告・インデックス編》

2005年11月に結党50周年を迎える巨大政党・自由民主党。これから14回にわたり、この「永田町の主」の歴史を追いかけ、これからの政党のあり方についてみなさんに思いを馳せていただきたいと思います。

執筆者:辻 雅之

(2005.10.04)

2005年12月に結党50年を迎える自由民主党。先進国でもまれなこの長期政権政党の歴史を振り返りながら、戦後政治のあゆみ、そしてこれからをみつめていくシリーズを展開していきます。

※タイトル・内容は変更になることもあります。

第1章 55年体制の確立

自民党結党前夜の激しい主導権争いから、自民党長期政権の確立までをみていきます。

(1)吉田・鳩山「5年戦争」
(2)岸「逆コース」の挫折
(3)長期政権化とそのひずみ

吉田と鳩山の激しい権力闘争の末、勝利した鳩山、岸を中心に保守合同が実現。巨大与党となった自由民主党は「対米一辺倒」の吉田路線から「自主独立」を勝ち取ろうとするが……初期の自民党の「離陸」から「安定飛行」までの道のりを解説します。

第2章 「三角大福中」の抗争

ポスト佐藤をめぐる田中と福田の抗争。これに、新勢力の台頭も加わり、自民党はゆれる70年代を迎えることになります。

(4)角福戦争〈1〉ポスト佐藤
(5)角福戦争〈2〉ロッキード
(6)角福戦争〈3〉四十日抗争

ポスト佐藤をめぐって始まった田中・福田の抗争に田中の盟友・大平も加わり激しい抗争へ。そして田中の栄光と挫折、ロッキード事件。自民勢力は後退し、分裂の危機を迎える。70年代の「三角大福中」の抗争とは。

第3章 自民党政治の安定と膠着(こうちゃく)

80年代に入り、再び自民党政権は安定し、抗争の主体だった「派閥」は「システム」として定着します。80年代の自民党政治を見ていきます。

(7)派閥=族システムの完成
(8)田中の「死」、中曽根裁定
(9)経世会支配とその崩壊(2006.02.14掲載予定)

再び安定政権を取り戻した自民党は、派閥抗争から党内融和へと舵を切る。派閥は抗争の主体から自民党の「システム」として確立し、族議員政治も同時に確固たるものとなる。「恒久政権化」した80年代の自民党を解説します。

第4章 55年体制の崩壊と連立政権時代

1990年代始め、自民党単独政権時代は終わり、55年体制は幕を降ろします。自民党は、社会党と、そして公明党と連立政権を組むようになります。

(10)小沢一郎と総与党体制
(11)「橋本構造改革」の挫折
(12)自公連立と「参院自民党」の台頭

政治改革のかけ声とともに自民党単独政権はあっけなく崩壊し、共産党以外のすべての政党が与党経験を持つという「総与党体制」へ。一時は復調するかに見えた自民党も、橋本改革の挫折で単独政権をあきらめ、連立政権が恒常化。90年代の自民党をみていきます。

第5章 21世紀の自民党 次の「50年」はあるのか

小泉政権の誕生によって、自民党は大きく変ぼうします。派閥の勢力はちょう落し、そして空前の権力を持った総裁が誕生……これからの展望もふまえながら。

(13)小泉政権の誕生と派閥の崩壊
(14)自民党の「これから」~巨大与党のあした~
(15)資料編 年表、派閥の系譜など

90年代の政治制度改革から、実は静かに進んでいた権力の移行。派閥の求心力は薄れ、党中央に移っていく。そんななか、熱狂的ブームで始まった小泉政権が、この流れを加速させていく、そんなここ数年の自民党を追っていきます。

▼こちらもご参照下さい。
大人のための教科書 政治の超基礎講座

動画で学ぶ 政治経済基礎講座

「政治の基礎知識・基礎用語」 政治の基礎的な知識はこちらでチェック!

◎自民党は変わるのか、変わったのか……ふりかえりつつ考えていきましょう。


(c)東京発フリー写真素材集)
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます