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ジャカルタのテロとその裏組織

インドネシアのジャカルタで7月17日に、2ヶ所の外資系ホテルで自爆テロがありました。このテロ事件の裏では、あるテログループが動いていたと言われています。

執筆者:鳥羽 賢

インドネシアのジャカルタで7月17日に、2ヶ所の外資系ホテルで自爆テロが起こり、死者が9名、負傷者が57名出る大惨事となりました。このテロ事件の裏では、あるテログループが動いていたと言われています。

【CONTENTS】
自爆テロ事件の概要(1P目)
事件の影響―サッカーの試合が中止(1P目)
事件の裏にいるテロ組織(2P目)
捜査の進展は……?(2P目)
ジェマ・イスラミアとはどんな組織?(3P目)

自爆テロ事件の概要

インドネシアの地図
インドネシアの地図。自爆テロは首都のジャカルタで起こった。
自爆テロは7月17日朝に、インドネシアの首都ジャカルタで起こりました。爆発が起こったホテルは、JWマリオットとリッツ・カールトンという、欧米系の高級ホテルです。この2社のホテルは日本にもあるので、すでに名前を知っている方も多いでしょう。

爆発は現地時間の午前7時40分(日本時間の午前9時40分)頃に立て続けに各ホテルのレストランで起こったので、レストランで朝食を取っている観光客を狙ったものと思われます。

現在までのところ、これらのテロによる死者は9名、負傷者は57名と発表されています。日本人の犠牲者は出ていませんが、日系インドネシア人の女性が1人、負傷しています。なお、死者9名の中には、2人の自爆テロ犯も含まれていると考えられています。

事件の影響―サッカーの試合が中止

これだけ大きなテロ事件が起こったので、その影響はインドネシアのいろいろな面で出ています。イギリスのプロサッカーリーグであるプレミアリーグの人気チーム・マンチェスター・ユナイテッドは、インドネシアに遠征して、7月20日にインドネシアのオールスターチームと試合を行う予定でした。しかしこの遠征は、テロのため中止となっています。

インドネシアの大きな産業である、観光業への影響も甚大です。インドネシアにはバリ島という大きな観光地があり、去年は年間で190万人の外国人観光客がバリ島を訪問したと言われています。

しかしテロの影響で、日本や欧米などからの観光客が、バリ島への旅行をキャンセルするケースが相次いでいます。バリの観光業関係者は、バリ島旅行への信頼を回復するために、警察や当局に早く治安を改善して欲しいと願っています。

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