文章:志田 玲子(All About「よくわかる時事問題」旧ガイド)
1月中旬以降、都市部を中心に患者が急増!
今年も、昨年に引き続き、はしかが大流行しそうな兆し……。国立感染症研究所・感染症情報センターによると、1月中旬以降の1週間で、患者報告数が急増! 年明けから13日までの2週間で計145人だった患者数は、14~20日の1週間だけで180人増(速報値ベース)。前週までの半分の期間で一挙に倍以上も増え、急増ぶりが目立ちます。都道府県別に見ると、神奈川県が163人でダントツ! 次いで、福岡県65人、東京都36人、北海道34人と続きます。患者は、都市部を中心に増えているようですが、中でも、神奈川県が突出! 同センターによれば、このまま患者が減らなければ、昨年を上回る全国的な流行に発展する恐れもありそう……。
今年も、「成人麻しん」が猛威を振るうか?
振り返れば昨年は、はしかが6年ぶりに猛威を振るった年でした。春先から、10~20代を中心とした「成人麻しん」(15歳以上)の集団感染が、相次いで発生。首都圏の大学が、休講の嵐に見舞われる中、感染は全国規模で拡大し、伝染病の恐ろしさを改めて実感させられました。ちなみに、今年の患者でも、10代が44%と最多を占めています。そう言えば、北海道・札幌大学では1月29日、学生3人がはしかを発症したため、入学試験の会場を変更! はしかで入試会場を変更するのは、全国でも初めてということですが、異例の事態発生は、「成人麻しん」大流行の兆候? はしかは例年、5月頃から流行が本格化するため、これからの季節は、十分に注意が必要。予防には、何と言ってもワクチン接種がお勧めです!
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