通勤ラッシュの「混雑率」ワースト路線2007(2ページ目)

第9位：　田園都市線とJR京葉線

ここ数年目立つ都心回帰現象が、通勤ラッシュに拍車をかける?! 写真提供：東京写真素材

首都圏の通勤電車、2006年度の混雑率ワーストテン・第10位は……なく、2路線が同列で第 9位となりました。
■田園都市線……　最も混雑する区間は池尻大橋→渋谷、混雑率は196%
■JR京葉線……　葛西臨海公園→新木場、混雑率は同上
※　混雑率は、最も混雑する時間帯1時間の平均値。以下同じ。

2路線とも、混雑率は前年度より2％悪化。特に田園都市線は、私鉄の中で最も混雑しているワーストワンに輝きました！　「金妻ブーム」（テレビドラマ「金曜日の妻達へ」）で博した人気は、相変わらず健在？　一方、順位でも、共に昨年の10位から1ランクアップ。2年続きの同列順位とは、仲のよろしいこと……。

第8位：　JR京浜東北・根岸線（大井町→品川）

2箇所ある最混雑区間のうち、大井町→品川の混雑率は198%で、昨年の199％より1％改善。2003年度の218％と比べると、10％ダウンとかなり改善が進んでいます。そのお蔭か、ランキングでも昨年の7位からちょっぴり後退……。

第7位：　東西線

最も混雑する区間は木場→門前仲町で、混雑率は199%。前年度の198％から1％悪化したせいか、地下鉄で最も混雑するワーストワンの座をゲットしてしまいました。併せて、順位も昨年の8位から1ランクアップ！

第6位：　JR埼京線

最も混雑する区間は板橋→池袋。混雑率は200%で、2003年度の211％と比べると、11％改善されました。ただ、混雑率もランキングも昨年と全く同じ。改善努力は、ここへ来て足踏み状態に陥った？

上記を見ると、5路線のうち3路線をJRが占め、1ページで見たJRの優勢ぶりがにじみ出ていますね。では、上位ランク＝混雑率ワースト5～2位に登場するのは、果たしてどんな路線？　→　次のページへ