よくわかる経済

更新日:2004年06月30日

CSR(企業の社会的責任)とは?

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消費者が安心できる企業を選び、その企業の製品なら購入するという時代になってきました。その選択のモノサシのひとつ、CSR(企業の社会的責任)が注目されています。CSRとは具体的にどういうものでしょうか?

具体的に何が評価されるか?

理念はだいたい以上のようなことですが、具体的にはどんな取り組みが評価されるのでしょうか? 経済団体の取り組みに目を向けてみましょう。

■経済同友会「第15回企業白書」(2003年3月)
CSRに対する取り組みをチェックする「自己評価ツール」を参考提示
5分野にわたり、110の評価項目。

環境への配慮
もはや環境への取り組みは最低限のもの?

(1)市場
(2)環境
(3)人間
(4)社会
(5)コーポレート・ガバナンス

■日本経団連「企業行動憲章」(2002年10月)
10条で構成、CSRの基本憲章とした位置付け。前文に「法令遵守の精神と行動」。第1条で「社会的に有用な財・サービスを安全性に十分配慮して開発・提供、消費者・ユーザーの信頼を獲得」と明記。

さらに、国際基準としてのCSRの標準化に向けた動きも出てきているようです。ISO(国際標準化機構)でも規格の必要性について議論されていますし、OECDでもガイドラインを提示しています。

実際にCSRの理念や行動を取り入れている企業は、花王、松下電器産業、ソニー、日産自動車、リコー、キヤノン、イトーヨーカ堂、大和証券グループ本社、損保ジャパン、住友信託銀行、東京電力、などと業種も多岐に渡っています。

CSRに取り組んでいる企業は、徐々に増えてきています。その姿勢から、消費者が、企業を選び、結果、その企業の商品やサービスを選択する……そういう時代を迎えようとしているといっても過言ではないと思います。

【関連サイト】「コンプライアンスって何?」
「SRI(社会責任投資)って何?All About Japan“マネープラン入門”ガイドサイト」

(執筆者:石原 敬子)

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